出版社内容情報
複数の計算を同時にこなす量子コンピュータ。実現するのは遠い未来だったはずが、商業用マシンがグーグルで採用された。その実態とは?
【著者紹介】
サイエンスライター
内容説明
量子力学の原理を使って複数の計算を同時に行い、スパコンを圧倒的に凌ぐ計算能力を持つ量子コンピューター。少し前まで「実現はするのは百年後」と目されていたが、2011年、カナダのD‐Wave社が突然、量子コンピューターの発売を発表。当初はその真偽が疑問視されていたが、2013年にGoogle,NASAが導入を決定。この快挙、実は日本人が開発した「量子アニーリング」方式の賜であった。暗号を軽々と解き、航空機のバグを即座に見つけ、今後社会をがらりと変えていく夢の計算機。量子コンピューターの凄さを、文系も楽しめるように基礎の基礎から解説する。
目次
第1章 そもそも、「計算する」ってどういうこと?
第2章 コンピューターとはなんだ?
第3章 コンピューターは、中で何をやっているのか?
第4章 量子ってなんだろう?
第5章 暗号―その華麗なる歴史
第6章 量子コンピューターって、なんだ?
著者等紹介
竹内薫[タケウチカオル]
1960年生まれ。東京大学理学部物理学科卒業。マギル大学大学院博士課程修了。理学博士。猫好きサイエンス作家。「サイエンスZERO」(NHKEテレ)などテレビやラジオでも活躍
丸山篤史[マルヤマアツシ]
1971年生まれ。大阪大学大学院医学研究科単位満了退学。医学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
- 評価
京都と医療と人権の本棚
-
- 電子書籍
- ザ・シェフ(分冊版) 【第275話】 …