出版社内容情報
「衆知を集める」「主座を保つ」「和を貴ぶ」日本の伝統精神はすばらしい叡智に満ちている! 著者の歴史観がうかがえる貴重な一冊。
【著者紹介】
パナソニックグループ創業者
内容説明
「日本の伝統精神は国家繁栄の基であり、世界に誇るべき日本人の叡智である。いま失われつつあるこの精神をもう一度取り戻そう」―古来、日本人が培ってきた「衆知を集める」「主座を保つ」「和を貴ぶ」という優れた特質を歴史的な視点から論じた一冊。
目次
序章 人間の普遍性と国民性(人間の本質は不変;世界共通の人間的躾 ほか)
第1章 日本の歴史と気候風土(建国当事の日本と世界;一貫した発展の歴史 ほか)
第2章 日本の天皇制(二千年にわたる天皇の位;徳に基づく権威 ほか)
第3章 日本の伝統精神一 衆知を集める(仏教伝来際して;末座の家臣に聞くにほか)
第4章 日本の伝統精神二 主座を保つ(天皇はつねに主座に;漢字と平がな、カタカナ ほか)
第5章 日本の伝統精神三 和を貴ぶ(興亡常なき世界の歴史;千四百年前、憲法第一条にうたう ほか)
第6章 失われつつある日本の伝統(世界に通じる日本人の精神;復興再建を推し進めたもの ほか)
終章 日本であること(民主主義によって;日本人としての運命 ほか)
補章1 日本の伝統と戦争(平和は日本人の悲願;先輩を見習った明治期の日本 ほか)
補章2 歴史、伝統と教育(教えられなかった歴史、伝統;占領終結の時こそ ほか)
著者等紹介
松下幸之助[マツシタコウノスケ]
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電燈(現関西電力)に勤務。大正7(1918)年、23歳で松下電気器具製作所(昭和10年に松下電器産業に改称)を創業。昭和21(1946)年には、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設。昭和54(1979)年、21世紀を担う指導者の育成を目的に、松下政経塾を設立。平成元(1989)年に94歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
mikio
わ!
Porco
ヤスタカ