出版社内容情報
メーカー、鉄道、旅館、農業、マジシャン……。日本人ならではのおもてなしが最大限発揮されている企業を取り上げ、その本質に迫る。
【著者紹介】
(株)武田マネジメントシステムス代表取締役
内容説明
物欲の時代の終焉。30年以上、お客様の「不満足」を研究してきた著者がこれからの「満足」を語る。鉄道、航空、旅館、ホテル、建設、メーカー、エンターテインメント、農業、医療…。業種・業界を超えた企業事例を取り上げ、人が集まる商売の本質に迫る。
目次
第1章 サービスの現場崩壊
第2章 なぜ、分業化・モジュール化は人間性を阻害するのか
第3章 本物の顧客満足の話をしよう
第4章 技術力で勝る海外勢が、なぜ、日本の「おもてなし」に負けるのか
第5章 なぜ、あの企業の「顧客満足」はすごいのか
エピローグ プロジェクトリーダーの心得―革新と融合、すべては顧客満足のために
著者等紹介
武田哲男[タケダテツオ]
株式会社武田マネジメントシステムス代表。非営利型一般社団法人エチケット・サービス向上協会(ESA)代表理事。1962年、株式会社服部時計店(現・セイコーホールディングス株式会社)入社後、銀座・和光で小売部門を経験。サービス・CS分野のパイオニアとして、企業規模・業種・業態を問わず、多くの企業活動に参加(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
H M
1
世の中、よく聞く「顧客満足」という言葉。 既に知り尽くしていると思ってましたが「お持て成し」の語源から日本流の顧客満足を分かりやすく説明しており大変勉強になりました。2017/07/08
Great Eagle
1
前半は成程と読んでいたのですが、後半の事例編からは何だかなぁとなりました。2017/02/16
Yasuaki Miyamoto
1
不満足度調査、西洋と日本のおもてなし(とそれに類することがら)の考え方が興味深いです。事例が豊富なのはいいですね。2015/10/18
めぐりん
0
顧客との良質で長い円の創造が長期的な利益につながる。そのためには、①コストを下げて品質向上する、②スピードアップを図ってきめ細かく、③効率化を図って付加価値を上げる必要があり、細分化や分業化は逆の結果をもたらしかねない。前半の理念は共感でき、後半のToToの事例なども説得的なものが多いが、一部例は(実体験に基づくと)興ざめ。2021/08/24