出版社内容情報
「めぐみさんたちの確実な生存情報を我々は持っている」。第30回「正論大賞」を受賞した著者が挑む「北朝鮮による拉致=テロ」との最終決戦!
【著者紹介】
東京基督教大学教授、「救う会」会長
内容説明
第30回「正論大賞」を受賞した著者が挑む「北朝鮮による拉致=テロ」との最終決戦!めぐみさんたちの確実な生存情報を我々は持っている。金正恩は、実は追い込まれて焦っている!?
目次
第1章 拉致テロとの最終決戦が始まった
第2章 拉致被害者は生きている
第3章 金正日の拉致指令を解明する
第4章 どのように拉致は行われたのか
第5章 経済制裁で外貨が枯渇する北朝鮮
第6章 全被害者救出の体制は整った
著者等紹介
西岡力[ニシオカツトム]
1956年、東京生まれ。国際基督教大学卒業、筑波大学大学院地域研究科修了。韓国・延世大学国際学科留学。1982~1984年、外務省専門調査員として在韓日本大使館勤務。1990~2002年、月刊『現代コリア』編集長。現在、「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会(救う会)」会長、東京基督教大学教授。2015年、第30回「正論大賞」受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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matsu04
14
今現在も苦しんでいる被害者や家族のことを想うと本当に胸が痛む。相手はしたたかな犯罪集団であり、並みの外交交渉を行っていたのでは、やはり解決は難しいかもしれない。2015/05/13
ヘミングウェイ・ペーパー
2
北朝鮮の核疑惑で2006年から経済制裁を発動している日本に対し、2014年ついに金正恩が拉致協議に乗り出してきた。2014年5月での日朝協議(ストックホルム合意)で北朝鮮が拉致被害者について再調査すると約束した。「救う会」会長の西岡力さんが2015年3月までの戦いを振り返り、さらに今後の展望を考察した内容であった。この本のタイトルの「今しかない」というのは、経済制裁の効果が期待される2017年末までとのことらしい。2021年1月現在、「今しかない」時期をとっくに過ぎてしまっているが未だに進展はない。2021/01/01