出版社内容情報
再起動した安倍政権は経済成長や格差解消を実現できるのか。リフレ派きっての論客が、総選挙後の日本経済のゆくえを斬る!
【著者紹介】
早稲田大学経済学術院教授
内容説明
消費税増税により、復調の道半ばだった日本経済は一気に失速した。「アベノミクス解散」を経て再起動した「ネオアベノミクス」は、今度こそ景気回復の期待に応えることができるのか。鍵を握るのは「オープンレジームへの転換」だ。次に安倍政権がとるべき成長戦略は、市場開放、規制緩和、地方分権などの開かれた政府と、そのルールの策定にある。さらに、格差を減らすための所得再分配制度も新たに必要だ。長期停滞に苦しむ日本、ひいては欧州などの先進各国において経済成長はいまだ可能なのか。気鋭の経済学者が世界情勢や経済史を繙き我が国の未来を明らかにする。
目次
序章 ネオアベノミクスが始まる
第1章 第一次アベノミクスは成果を上げたのか
第2章 金融緩和批判をいま一度問い直す
第3章 ネオアベノミクスの核心・オープンレジーム
第4章 歴史が教える、あるべき経済成長のビジョン
終章 可能性の探求へ
著者等紹介
若田部昌澄[ワカタベマサズミ]
1965年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学術院教授。87年、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。早稲田大学大学院経済学研究科、トロント大学経済学大学院博士課程単位取得修了。ケンブリッジ大学、ジョージ・メイソン大学、コロンビア大学客員研究員を歴任。専攻は経済学、経済学史。著書に『危機の経済政策』(日本評論社、第31回石橋湛山賞)、共著に『昭和恐慌の研究』(第47回日経・経済図書文化賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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