出版社内容情報
本当は悩むのが好きなんでしょうと揶揄される。なぜこんなに悩みが尽きないのか? 悩みの本質はすべて同じという。その原因が何かを明らかにする。
【著者紹介】
社会学者、作家
内容説明
40年以上「テレフォン人生相談」(ニッポン放送系列)に出演し、パーソナリティを務めてきた著者が確信したことは「多くの人はじつは解決したいと思っておらず、悩みに依存している」こと。なかには解決方法をいうと怒り出す人すらいる。「怒りの感情を表す場」である悩みを奪われては困るのだ。本書では、悩みの本質を紐解き、どうしたら心の平穏を得られるのか、心理学を駆使して解説する。
目次
序章 不幸になる努力をする人たち―「幸せになりたい」は口だけ
第1章 体を壊すほど思い悩む―なぜだか不満が次から次へとやってくる
第2章 無意識の不幸願望―本人も気づいていないから質が悪い
第3章 悪口や愚痴が多いのはなぜか―周囲に対して密かに働きかけていること
第4章 みじめ依存症―「誰も私を愛してくれない」と言う
第5章 自己憐憫する人―どこで何が間違ったのかが分からないでいる
終章 心の歴史を勉強する―幸せになるためのヒント
著者等紹介
加藤諦三[カトウタイゾウ]
1938年、東京都生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科修士課程を修了。1973年以来、度々、ハーヴァード大学研究員を務める。現在、早稲田大学名誉教授、ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員、日本精神衛生学会顧問、ニッポン放送系列ラジオ番組「テレフォン人生相談」では40年以上レギュラーパーソナリティーを務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
壱萬参仟縁
funuu
テツ
オリーブ
阿呆った(旧・ことうら)