出版社内容情報
松下幸之助ほど人間について深く思索し、それを経営に活かした人物はいない。その思索の集大成として発表された新しい人間観とは。
内容説明
「人間には、万物を支配する力が、その本性として与えられている」―20年以上にわたる研究の末、人間の本質を究めた「新しい人間観」。それをもとに人間の歩むべき道を説いた「真の人間道」。経営者として一時代を築いた著者が、思索家として到達した哲学の真髄をまとめた一冊。
目次
新しい人間観の提唱「新しい人間観の提唱」(なぜ「新しい人間観」を提唱するのか;宇宙というもの;宇宙と人間との関係;人間の天命とそれを生かす道;長久なる人間の使命;人間の共同生活の意義;衆知による日本の歩み)
真の人間道を求めて「新しい人間道の提唱」(人間観から人間道へ;いっさいを容認する;いかに処遇するか;人間道を支えるもの;調和共栄をもたらすために;人間道の実践を願って;先人の足跡を生かすもの;人間道にもとづく共同生活像)
著者等紹介
松下幸之助[マツシタコウノスケ]
パナソニック(旧松下電器産業)グループ創業者、PHP研究所創設者。明治27(1894)年、和歌山県に生まれる。9歳で単身大阪に出、火鉢店、自転車店に奉公ののち、大阪電燈(現関西電力)に勤務。大正7(1918)年、23歳で松下電気器具製作所(昭和10年に松下電器産業に改称)を創業。昭和21(1946)年には、「Peace and Happiness through Prosperity=繁栄によって平和と幸福を」のスローガンを掲げてPHP研究所を創設。昭和54(1979)年、21世紀を担う指導者の育成を目的に、松下政経塾を設立。平成元(1989)年に94歳で没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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