PHP新書<br> 10年たっても色褪せない旅の書き方

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PHP新書
10年たっても色褪せない旅の書き方

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  • サイズ 新書判/ページ数 205p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569821658
  • NDC分類 901.5
  • Cコード C0295

出版社内容情報

老いては旅に出でよ。旅の風景、思い出、さまざまな出来事を文章に著す技術。人は旅を記すことで何度でも生まれ変わることができる。

【著者紹介】
元朝日新聞論説委員

内容説明

文章を残さなければ、「自分らしい旅」にはならない。いつまでも記憶に残る轡田流「旅の作法」と「文章の技術」。

目次

第1章 観光客から「旅行家」にヘンシンする法(旅の体験を伝えるために、「言語」は生まれた;あなたは「観光客」か、それとも「旅行家」か? ほか)
第2章 「自分らしい旅」の演出&観察法(「書く」行為を前提にすれば、「自分らしい」旅ができる;そこに在るものだけを見ていては、旅はすぐに古びてしまう ほか)
第3章 「いい文章」のマネをする技術(定評のある「いい文章」を、読んでマネしてみよう;「ネライを定めた文章」は、いきいきとしている ほか)
第4章 「最初の一行」を書きはじめる技術(谷崎潤一郎も村上春樹も、筋を最後まで考えずに書き出す;スケッチや余白の走り書きが、紀行文を書くときの記憶の助けに ほか)
第5章 他人に読んでもらえる文章の「基本」(自分の文章の最初の読者は自分。厳しく批評しながら読もう;決まり文句はなかなかやっかいな存在。ハマルこともあるが、なるべく避けよう ほか)

著者等紹介

轡田隆史[クツワダタカフミ]
ジャーナリスト。1936年生まれ。東京出身。埼玉県立浦和高等学校、早稲田大学政治経済学部卒業後、59年、朝日新聞社に入社。社会部デスクや海外特派員を経て、88年、論説委員に。99年に退社後、著作活動や講演活動に入り、テレビ朝日系「ニュースステーション」「スーパーJチャンネル」のコメンテーターも務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あちゃくん

25
元「ニュースステーション」のコメンテイターの轡田さんが書いた紀行文のすすめです。旅で見聞きした経験を自分の血肉と化し幅をもたせるためにも、自分の体を通った言葉で残すことは大事だなと感じました。2015/03/04

みっぴ

4
旅の記録をどう書けばよいか悩んでたときに出会った本。まずは地名に目を向け、歴史を知り、自分なりの小さな気づきを得、フォーカスを絞った記録を書いてみたい。総花的にしがちなので、意識して。2024/06/21

Tenouji

4
観察し、言葉にして、批評する。割と基本的な事が、わかりやすく書いてある。そして、人生も、また、旅。2015/02/14

ラッキー

2
旅のことももちろんだが、普段文章を書くときにポイントが散りばめられていて大変参考になった。構えずにまず書き始めること、書くポイントを絞ることが大切!2015/05/04

Kaopn

2
めったに旅にも出られないけど、行く時にはこの本を参考にいい文章を書いてみたいと思った。この筆者はスケッチも得意なようで幾つか載っていた。文章にささっと添えられたらいいだろうな、と思うものの絵心のない私にはできないこと。残念。 旅についてだけではなく、・書くとは自分を励ますことである ・決まり文句を避けよう という部分は文章を書く時全般にあてはまると感じた。 また、小学生に読書感想文を書かせるなら、要約を書かせた方がいい、と言った人の言葉が紹介されていたが、納得。大人になったら要約できる力が大事だと思う。2015/02/17

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