出版社内容情報
世界の経済史を紐解き、リスクを負わない政府・国家がいかに破綻への道を歩んだのかを検証。あるべき経済政策を提言する論考。
【著者紹介】
立命館大学経済学部教授
内容説明
「右」も「左」もそもそも勘違いしていた!公共投資の是非から市場の行方まで、経済の本質を見抜くロジックがわかる。「リスク・決定・責任」一致の新時代へ。
目次
第1章 三十年続いた、経済政策の大誤解
第2章 ソ連型システム崩壊が教えてくれること―コルナイの理論から
第3章 一般的ルールか、さじ加減の判断か―ハイエクが目指した社会とは
第4章 反ケインズ派のマクロ経済学者たちの革命―フリードマンスとルーカスと「予想」
第5章 ゲーム理論による制度分析と「予想」―日本型雇用がとらわれたわけを題材に
第6章 なぜベーシックインカムは左右を問わず賛否両論なのか―「転換X」にのっとる政策その1
第7章 失業とたたかう「ケインズ復権」と「インフレ目標政策」―「転換X」にのっとる政策その2
第8章 「新スウェーデンモデル」に見る、あるべき福祉の姿―「転換X」にのっとる政策その3
終章 未来へ希望をつなぐ政策とは
著者等紹介
松尾匡[マツオタダス]
1964年、石川県生まれ。92年、神戸大学大学院経済学研究科博士後期課程修了。久留米大学経済学部教授を経て、2008年より立命館大学経済学部教授。専門は理論経済学。07年、論文「商人道!」により第3回「河上肇賞奨励賞」を受賞(後に『商人道ノスヽメ』として藤原書店より刊行)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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