出版社内容情報
慢性的にかゆい、ストレスを感じるとかゆくなる、肌質が変わってかゆい――そのメカニズムと、どうしたら抑えられるかが明らかに!
【著者紹介】
皮膚科医
内容説明
どうして皮膚はかゆくなるのか?なぜかくと快感を得られるのか。最近になって解明されつつあるそのメカニズムをわかりやすく紹介。体の中で掻けるところしかかゆくならない、「かゆかった」記憶からかゆみが復活する、ストレスが悪化させるといった特性のほか、これまでは「かゆみは軽い痛み」と考えられていたがそれが完全な誤解であることも解説していく。皮膚が無性にかゆくなるのは、イッチ・スクラッチサイクルによるものだ。その負のスパイラルがどこかのタイミングで止めながら同時に、その原因を取り除く2つの方法を同時に行なうことで、ようやくかゆみは止められる!
目次
第1章 かゆみの本能と感覚(“掻くと気持ちいい”の本能を考える;かゆみは特殊な感覚 ほか)
第2章 “無性に”かゆくなる皮膚のしくみ(原因がわかるもの、わからないもの;かゆみの主犯格、「ヒスタミン」と「マスト細胞」 ほか)
第3章 医者にかかる前に知っておきたい治療法(現実には知識のない医師もいる;虫刺され・かぶれ・日やけは、表皮のダメージ ほか)
第4章 かゆみにまつわる実際の症例(実際の皮膚科診療の現場では;症例1 アトピー性皮膚炎(三十代男性二人の例) ほか)
著者等紹介
菊池新[キクチアラタ]
1962年東京生まれ。皮膚科医、医学博士。1987年3月、慶應義塾大学医学部卒業、1995年7月、慶應義塾大学医学部皮膚科診療科医長・医局長・研修担当主任、1996年12月、慶應義塾学事振興基金(福澤基金)を得て、米国国立衛生研究所(National Institute of Health)へ留学。日本学術振興会海外特別研究員として、米国国立衛生研究所にて引き続き留学。1998年3月、留学を終え帰国。同年5月、菊池皮膚科医院開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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