出版社内容情報
王子に恋をした女性は、本当に魔女だったのか――? 多くの論争を巻き起こした禁断の愛を描くボカロ楽曲、ついにノベライズ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
白雪ちょこ
9
楽曲を知っていたため、非常に楽しむことができた。 最初に、10ページほど漫画がついているため お得感もある。 今回はルカが主役で、魔女のクォーターでありつつも、王子と恋をしてしまう物語。 カイトは名前のみ出演。 魔女狩り、という本当にあった恐ろしい歴史も題材にされており、何もしていないのに囚われなければならない非道さが、見ていて苦しい。 最終的に、ミシェルとメイリンの生い立ちや、リーンとレーンの存在は謎のままで、多少もやもや感はある。 クーガーとルッカが結ばれた最後のイラスト ページには、胸が熱くなった。2023/05/03
鑑真@本の虫
2
ボーカロイド楽曲『魔女』ノベライズ。 原曲では、果たして王子と恋に落ちた女性が本当に「魔女」で「魔法の使用」があったのかについて論争があったが、やはり今作もそこが焦点となる。 舞台は中世、魔女狩りの盛んな頃。 城西国家キングスのパン屋で働くルッカは、あるきっかけから二人の親友を得る。 次第に彼女は、その一人で王子のクーガーと恋に落ちてゆく。 ひっそりと暮らし、魔女でありながら純粋な恋心に魔法一つ使うことなく接する彼女が、ミシェルの嫉妬から不幸にも処刑されてしまう様は、人間の醜さの表れだろうか2015/03/06
長亜
0
うーん、中身がぺらいなぁ…2014/12/11