PHP新書<br> 棒を振る人生―指揮者は時間を彫刻する

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PHP新書
棒を振る人生―指揮者は時間を彫刻する

  • 佐渡 裕【著】
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  • PHP研究所(2014/10発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 233p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569820590
  • NDC分類 762.1
  • Cコード C0273

出版社内容情報

2015年からウィーンの管弦楽団に就任する指揮者・佐渡裕。楽譜という宇宙、指揮者が考えていること、音楽と仕事について人生を振り返る。

【著者紹介】
指揮者

内容説明

「一万人の第九」や音楽番組「題名のない音楽会」などで知られ、日欧で活躍する著者。現在の「指揮者・佐渡裕」を育んだ数々の知られざるエピソードとともに音楽観、人生観を綴る。2015年9月より音楽監督に就任する、オーストリアで100年以上の伝統を持つトーンキュンストラー管弦楽団についても、オファーを受けてからの葛藤や「新しい挑戦」について告白する。名指揮者たちとのエピソードや名曲についての解説は、「思わずオーケストラを聴きたくなる!コンサートホールに足を運びたくなる!」そんな音楽の魅力に溢れた一冊。

目次

第1章 楽譜という宇宙
第2章 指揮者の時間
第3章 オーケストラの輝き
第4章 「第九」の風景
第5章 音楽という贈り物
終章 新たな挑戦

著者等紹介

佐渡裕[サドユタカ]
1961年生まれ。京都市立芸術大学卒業。故レナード・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。1989年ブザンソン指揮者コンクール優勝。1995年第一回レナード・バーンスタイン・エルサレム国際指揮者コンクール優勝。パリ管弦楽団、ベルリン・ドイツ交響楽団、ケルンWDR交響楽団、バイエルン国立歌劇場管弦楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、北ドイツ放送交響楽団等一流オーケストラを毎年多数指揮している。2015年9月よりオーストリアを代表する、107年の歴史を持つトーンキュンストラー管弦楽団音楽監督に就任する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あちゃくん

103
佐渡さんの音楽に対する情熱を感じました。とても熱かった。佐渡さんの指揮者としてのこれまでの人生と新しい仕事(トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督)への所信表明といった内容でした。作曲家が書いた譜面という設計図を読み込みその設計図を解釈して時間を彫刻していくのが指揮者の仕事といったことなどクラシック音楽のことが知れて、より身近に感じることができました。2014/11/02

ユカ

61
まずタイトルがおもしろかったです。全然棒に振ってないくせに、棒を振ってらっしゃる。中身を読んだら、また第九を歌いたくなったり知らない曲を聴きたくなりました。とくに一万人の第九、震災、ベルリン・フィル、トーンキュンストラーのお話は心に残る。これまでに何回も、いままでにない企画をゼロから考え、実行し、軌道にのせてるのって、毎回依頼者や対象者のことを本気で考えてるからなんだろうな。それはクリエイティブな仕事すべてに共通することだと思いました。ところで佐渡さんと宇宙飛行士の若田光一さんって、なんか雰囲気が似てる。2015/01/23

booklight

44
深くて広くて厚い。小学生のころから楽しんで楽譜を読むような指揮者としての才能を持ちながら、それでもやっていけるかわからない厳しい世界を、努力を重ねて生き抜き、さらに良い音楽を作ろうとしてきた厚みを感じた。音楽とは何だろう。ある種の音の集まりはなぜか人を楽しまさせる。それが音楽。その楽しさを延々と積み上げて作られた音楽の系譜を咀嚼し、今に蘇らせる指揮者。音楽の楽しみをそこまで確信を持てない私には不思議な感じがするが、この本を読んでいるとその感覚が手に触れるような確かなものに感じられる。人の生も悪くないな。2020/10/17

よこたん

38
“…人生に自動ドアはない。人生には勇気を振り絞らなければ開かない扉はいっぱいある。そして、勇気を出すときの気持ちは、年齢や状況は変わっても実は同じなのだと僕は思う。” 音楽に惹かれるままに、佐渡裕さんは、夥しい数の扉に向かい合い、すっと開いたり、こじ開けたり、時にはぶっ壊して、くぐり抜けてこられたんだなあと思う。“音とは単に空気の振動だ。ただ、その音が人の思いで鳴っているとき、それは音楽になる。” 指揮棒は「音」ではなく、会場全体の「気の塊」を動かすというのであれば、やはり演奏会に足を運んでみたい!2017/04/29

くみん

29
4階席でも迸る汗が飛んで来そうなくらいの演奏を聴かせてくれますが、この本も音楽への迸る情熱がいっぱい詰まった本でした。心から音楽を愛し、クラシックの高尚なイメージを覆し客層を広げた実績は、芸文センターがチケットを完売するホールとして有名になったことで証明されていると思います。夢に向かってひたすら前を向いて生きてきた佐渡さん、ここまで来るのに色んなことがあったのですね。『僕いか』を読んでいたので面白さも倍増でした。1/17の第75回定演は阪神淡路大震災から20年目の日、とても楽しみです。(末席1000円!)2015/01/04

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