PHP新書<br> 幸福論―Nothing to Lose

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PHP新書
幸福論―Nothing to Lose

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  • サイズ 新書判/ページ数 198p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569819426
  • NDC分類 783.5
  • Cコード C0295

出版社内容情報

失うものは何もない…結婚、不妊、現役復帰、続ける力。稀代のテニスプレーヤーが、一度引退し、再チャレンジの中で見つけた生き方とは。

【著者紹介】
プロテニス選手

内容説明

「ライジングショット」で世界中のテニスファンを熱狂させた著者。惜しまれつつ二十代で現役を引退。そして結婚を経て、三十七歳で再び現役復帰を果たす。そして今、明らかに著者が実感するのは、「自分が変わった」ということだ。世界中を転戦するツアーが苦手だったのに、今はそれすらも楽しい。著者を変えたものはなんだったのかを明らかにし、今、この瞬間を輝かせる生き方を提案する。

目次

1章 ありのままの幸福―私の新しい生き方
2章 一歩前へ―失うものは何もない
3章 楽しむ―追求する喜び
4章 出会う―人から学ぶ
5章 伝える―同じ視線で夢を描く
6章 受け入れる―自然体から生まれてくるもの

著者等紹介

クルム伊達公子[クルムダテキミコ]
1970年生まれ。6歳からテニスを始める。1989年プロテニスプレイヤーに転向。1990年全豪オープンでグランドスラム初のベスト16入り。1993年全米オープンベスト8入り。1994年日本人選手初のWTA世界ランキングトップ10入り(ランキング9位)を果たす。1995年WTAランキング4位。1996年ウィンブルドンではシュテフィ・グラフと決勝進出をかけて2日間の激闘の末、惜敗。同年マルチナ・ヒンギス戦を最後に、26歳で引退。2008年4月プロテニスプレイヤーとして「新たなる挑戦」を宣言。「クルム伊達公子」名で選手登録(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

黒頭巾ちゃん

23
選手、女性と生きてきた筆者の人生訓。1:平常心2:目の前の目標の先に長期の目標を3:好きなことは分からない。だから、様々な経験をする4:諦めずに続ける。障害で諦めるのは夢じゃない(怪我でも出場して勝った試合で例える) 選手時代はかなり自分好き。全てテニス。食事は栄養で海外も記憶はコートだけ。結婚後はその自己中心はパートナーの温かさがあり、人を想い(ボランティア)、テニスを“愛すること”ができたようです。人は、パートナーによって人生が決まるといっても過言ではないです(*^_^*)それが、幸せの第一歩!2014/11/05

活字スキー

15
【言い訳が出るような、目の前の障害に負けるような夢は、本当の夢ではない】ライジングショットを武器に世界ランク4位まで上り詰め26歳で引退、テニスを離れ、一人の女性としての自由を満喫する第二の人生を……と思ったら十年以上を経た後にまさかの現役復帰を果たしたテニス界のワンダーウーマン、伊達さんの自伝エッセイ。かの松岡修造すらドン引かせるほどのテニス愛だけでなく、先日読んだ森博嗣『夢の叶え方を~』との共通項の多さが興味深かった。大切なのは、遠近ふたつのレベルで具体的な目標を持って挑戦し続ける事。2017/05/03

きょん

12
年齢を重ねるほど楽しみが増える、私にはまだ欲がある、、、テニス以外の楽しみに目を向け、結婚を経て再びコートに戻った伊達選手。「現状を受け入れ、毎日の生活を丁寧につくること。何かをしたい、成し遂げたいといった大きな目標があるのであれば、それに向かって、日々の努力を怠らないこと。そうしているうちに、自分の意識を超えたところでいつの間にか幸福が訪れるような気がする」自分もそんな風に過ごしていきたいと思った。2015/06/16

おせきはん

6
長期的な目標を持ちながら、現状を自然に受け入れ、楽しみ、そして前に進んで一歩を踏み出す勇気を持つ-現役復帰された後の姿勢には特に勇気づけられました。自分自身も、長期的な目標と、それに至るまでの目の前の目標に挑戦し続けようという思いを新たにしました。もっとも、現状を受け入れ、楽しむことも、物事を継続するには必要なので、完璧にこだわらず、心のゆとりを失わないようにも気をつけます。2018/01/08

ちいくま

2
ごちそうさま、な結婚生活ですなぁとニコニコしながら読み進めていくと、キッズテニスの章でズドーンと現実を見せられる。年齢を重ねても(重ねたからこそ?)柔軟に生活を楽しめる前向きなチャレンジ精神をちょっとでも見習いたい。2016/03/13

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