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学校では教えてくれない日本語の授業

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  • サイズ B6判/ページ数 317p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569819211
  • NDC分類 810
  • Cコード C0081

出版社内容情報

五七五だとなぜ落ち着くのか? 声に出すとなぜ日本語力が身につくのか? 国語の授業では味わえなかった日本語の面白さを教えます!

【著者紹介】
明治大学教授

内容説明

素読・暗誦の絶大効果、大和言葉の力、和歌の素晴らしさ、方言の魅力など、「声に出して読みたい日本語」をやさしく、深く、面白く語り尽くす!身体で感じ取る!日本語講義。

目次

第1部 日本語力の足腰を鍛え上げる―「素読」と「暗誦」の絶大効果(なぜ学校の国語授業では「日本語力」が身につかないのか;「素読」にはすごい効果があった!;日本語の「読む力」と「話す力」に磨きをかける;日本語の足腰を鍛えるには「読書」がいちばん!)
第2部 日本語の魅力はここにある!―「語感」「リズム」「方言」としての日本語(日本人の精神性は「大和言葉」からわかる;言葉は「文化」、母語は「その国の生命力」;なぜ七五調は気持ちがいいのか?;日本人のパワーは「方言」にある)
第3部 日本語を身体にしみこませる―言葉を身体全体で楽しもう!(正しい日本語を身につける方法;敬語には場を落ち着かせる効果があった!;日本語は身体で感じ取ろう!;祝祭的日本語が人に高揚感を与える)

著者等紹介

齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。著書に『声に出して読みたい日本語』(草思社文庫、毎日出版文化賞特別賞受賞)、『身体感覚を取り戻す』(NHKブックス、新潮学芸賞受賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

鱒子

34
図書館本。内容が盛りだくさんな本なので、どこを取り上げようかとても迷います(^◇^;) ・国語はテスト用、日本語こそ母国語。・国語で点を取るには、作者の意図より出題者の意図。・日本語力upには暗誦、素読、音読。・外来語は日本語の幅を広げる。・地域の空気を生む、方言は日本語の宝。・敬語は人間関係の潤滑油。・群読の推奨。ーー具沢山で、ためになる本でした。2017/06/14

るっぴ

27
以前から気になっていた作品。清少納言,紫色部,夏目漱石,谷崎潤一郎,宮澤賢治のすごさが分かった。日本語の足腰を鍛えるには読書がいちばん!これを信じて、今後も読書に励もう!2015/02/03

双海(ふたみ)

24
齋藤孝さんの本を読むと、いつも元気・勇気をもらいます。「声に出して読むことで、体全体で言葉を味わう。これはある意味、作者の体に戻ろうとする試みでもある」「それまでの型どおりの言葉をきちんと使うのが新聞だとすると、文学者は型を壊してこその文学者と言えます」2015/01/29

りえこ

23
素晴らしい本でした。知りたかったことがたくさん書いてありました。国語力を上げられるように、参考にして頑張ります。2016/05/06

ユーユーテイン

14
現在の国語の授業は読解中心で、出題者の意図を汲む答えが正解だとしている。しかし、国語と日本語は違う。日本語は使う人の数だけ広がりを持つ。それぞれの人が住む風土と、一人一人の身体を通して出来上がるものだからだ。本書で行われる「日本語の授業」の目的はそれぞれの人が、私仕様の「My日本語」を持つことだ。そのためのヒントとして、暗唱、総ルビ、素読、書くように話す、言霊、七五調、方言、仮名遣い、敬語、手書きの持つ力、語り、などのトピックがあった。参考図書も多数、文章が解説付きで引用されており、読んでみたくなった。2014/09/21

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