PHP新書<br> 親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと (新版)

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親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと (新版)

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  • サイズ 新書判/ページ数 172p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569819099
  • NDC分類 367.3
  • Cコード C0295

出版社内容情報

『親ができるのは「ほんの少しばかり」のこと』は約20年間読まれ続けた名著。80歳を迎える著者が今を振り返って加筆した新装版!

【著者紹介】
脚本家

内容説明

わが子も他者であり、親の思いどおりにいくものではない。個々の魅力に気づき、その違いを財産だと思って喜ぶべきではないかと著者はいう。大事なのは「時代の基準」ではなく「その子の現実」。「親が子供にしてやれることの基準」は、「他ならぬその子」にしかないのだということ。家族を見つめ続けた脚本家が語る親子論。

目次

第1章 一男二女あり(産院待合室での前奏曲;子供は暴君? ほか)
第2章 父のこと、家のこと(小学生のころ(昭和十六年~昭和二十年)
父母とすごした時間 ほか)
第3章 家族は「人間」を知る場所(心の傷も栄養になる;家庭内暴力のこと ほか)
第4章 親にできることは、少し(人生の意味;基準は生身の子供 ほか)
終章 二十年経って思うこと(他人の子供も可愛くなった;子育ての期間は短い ほか)

著者等紹介

山田太一[ヤマダタイチ]
1934年、東京浅草生まれ。1958年、早稲田大学教育学部卒業。松竹に入社し、木下恵介氏のもとで助監督を務める。1965年、シナリオライターとして独立。テレビドラマの脚本家として「岸辺のアルバム」「想い出づくり」「ふぞろいの林檎たち」「丘の上の向日葵」をはじめ、多くの名作を手がける。1982年、「ながらえば」「男たちの旅路―戦場は遥かになりて」で芸術選奨文部大臣賞受賞。1985年、菊池寛賞を受賞。一方、作家としても活躍。1988年には『異人たちとの夏』(新潮社)で山本周五郎賞を受賞。1991年、「少年時代」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

にゃん

9
子育てに対して、優等生な母を求められがちな息苦しさを感じる中、少しばかり放任だっていいし、分かり合えなくてもそれが普通だよと、おおらかな気持ちにさせてくれる本。山田太一さんの書くドラマの、なんとも切なく優しい世界がにじみでて良いです。ただ、真剣に子育てに悩んでいる時に、特効薬になる本ではないと思います。タイトルが1番ためになる言葉かも笑2019/09/17

ひとひら

6
★★★★穏やかに優しい口調で説く育児のあれこれ。闇の部分が成長させるというのに大きく納得。距離感が大事ですなぁ。2014/08/11

しゅんぺい(笑)

5
目次をぱらぱらっと読んだことがあった、絶対おもしろいと思っていた本。 新書版になったということで、借りて読んでみました。 ちょっと読みづらさはあったけど、バランスがとにかく良くて、すごく好きな内容。 いろんなことを好き勝手にしゃべって、結果「矛盾は付き物です」みたいなところが、すごく好き。そういうもんだよなぁ人間は、って思う。2014/07/12

みのにゃー

5
だいぶ前に別の人の講演でも「親は衣食住を与えること以外、干渉しすぎないこと」と聞きました。同感。人間のみっともないところも含めて愛しむ視線に筆者の温かい人間性を感じました。2014/07/01

おはなさん

4
図書館の本。そうだなぁそうだなぁと頷きながら読んだ。2021/12/19

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