出版社内容情報
一流の男は、みな必ず人生に哲学を持っている。「世の中」や「人生」そして「自分」について、もっと深く考えるための技術を説き明かす。
【著者紹介】
作家
目次
第1章 本物の男は「自分の頭」で考える(「考えること」がなぜ必要なのか;「思う」だけでなく「考える練習」をする;「抽象化」することを覚えよ ほか)
第2章 「みっともない男」の考え方(考えない人ほどエラぶる;○か×かだけで考えるな;みんなに理解してもらいたい男 ほか)
第3章 「世の中」を見抜く男の哲学(世の中の「変わるもの」と「変わらないもの」;世の中は不条理にできている;世の中は公平ではない ほか)
第4章 器の大きい男の「美学」(「男の美学」のあり方;理想の自己像を描け;「してあげる」なら礼を期待するな ほか)
第5章 男は「人生」に哲学を持つ(人は何のために生きるのか;人は何のために仕事をするのか;自分の頭で人生を考えよ ほか)
著者等紹介
川北義則[カワキタヨシノリ]
1935年、大阪生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。東京スポーツ新聞社に入社し、文化部長、出版部長を歴任。77年に退社後、独立して日本クリエート社を設立する。出版プロデューサーとして活躍するとともに、生活経済評論家として新聞、雑誌などさまざまなメディアに執筆。講演も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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桂 渓位
4
結論を急がない、努力に酔わない、けなしたくなったらほめるに限る。 ネットの普及による加速する社会を生きる為にも、これらの定義は大切だと、改めて感じましたね。2017/11/04
さーぼん
3
「男の」と題にあるが、要は著者がおもう社会の在り方といった内容だ。特に男に特化してるとはおもえなかった。やはり、先日読んだ「嫌われる勇気」があまりにもすごすぎて少し内容が薄いようにかんじた。2015/03/10
K Oky
3
みんな自分はいろんなことをよく「考えて」いると言うが、 多くの人はただ「思って」いるだけだと著者は言う。 自分には少々考え方が古く感じる部分もあったが、男としてのいろんな物事に対する哲学を持っている大人はかっこいいなと思った。2014/09/30
kazissho
3
ちょっと「昔の男」的な部分はあるが共感するところもある。自己の哲学を確認する題材になったし、日々生活する中で忘れていたことを思い出すきっかけになったものもあった。2014/06/21
Takahiro
1
今までの自分には「考えること」足りなかった。しかし一番印象的だったのは、「世の中は公平ではないし、公平を望んでもいない」ということ。2017/12/17