出版社内容情報
世界のカタログ発行部数、なんと2億部。業界世界一をつくったのは、「理念」だった。全社員に浸透する「イケアイズム」の核心に迫る!
【著者紹介】
フリーライター
内容説明
「理念経営」といえば、日本人は懐かしい響きを感じることと思うが「今はそんな時代じゃない」との声も聞こえてきそうだ。しかしイケアは、創業者の理想を重んじ、それに基づいて、なんと世界26カ国で同じ経営方法をとり、大きな成功を収めている。業績が好調なのはもちろん、小売には珍しく離職率も低い。理念を戦略に直結させると、企業はここまで強くなれるのか―シンプルかつ徹底的な「イケア・バリュー」を探る。
目次
1 イケアの理念はこうして生まれた―明確なヴィジョンを掲げ、求心力を高める(まるでテーマパークのようなイケアのストア;セルフサービスの手間も「楽しさ」になる ほか)
2 理念の追求には人材こそすべて―価値観重視の採用で連帯感のある組織に(イケアに「共感できる」人材こそが戦力になる;書類ではわからない「人柄」を重視 ほか)
3 社員を幸せにしよう―「仕事も家庭も両方大事」が基本(働きやすい環境をつくる福利厚生制度;男性には配偶者の「出産時休暇」を設定 ほか)
4 理念はこうして共有される―フラットな組織と徹底した対話で強い組織をつくる(組織も業務もムダを省いてシンプルに;フラットな組織が「顔の見える関係」をつくる ほか)
5 すべての理念はお客様のために―コスト・コンシャスな体制で低価格路線を貫く(「低価格で機能的」な商品がイケアの戦略;驚きの価格を実現した「フラットパック」 ほか)
著者等紹介
立野井一恵[タテノイカズエ]
フリーライター。富山県高岡市生まれ、早稲田大学第一文学部卒業。出版社、広告制作会社勤務を経て独立。会社案内・入社案内・PR誌・カタログなど、企業の広告関連の仕事を手がけるほか、雑誌やWEB、夕刊紙などで執筆。ビジネス書のブックライターとして数十冊の制作に携わる。仕事術・マーケティング・インテリア・人物インタビューなど、幅広いジャンルで活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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