出版社内容情報
数学のメガネをかけて、世界を見てみよう。中学の数学で、現代の先端数学へジャンプ! 世界の見方が180度変わる、創造性に富んだ体験!
【著者紹介】
帝京大学経済学部教授
内容説明
数の世界から、図形や空間のなかに素数を見つける話題まで、奇想天外で創造性に満ちた最先端の現代数学へと読者を導きます。数学のメガネで世界を見ていくと、大地や空が鮮やかに色づいていく、そんな異世界への冒険です。世界を見る視野が、180度変わります。中学数学で、本物の数学の喜びと感動が体験できる!
目次
第1章 素数の見方
第2章 「同じとみなす」ことで数世界を広げる
第3章 図形の「形」を解く計算
第4章 「関係性」を代数で捉える
第5章 方程式を対称性から見る
第6章 整数と多項式は同じ
第7章 図形のなかの“素数”
第8章 空間でないものを空間とみなす
著者等紹介
小島寛之[コジマヒロユキ]
1958年東京生まれ。東京大学理学部数学科卒業。同大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。現在、帝京大学経済学部経済学科教授。数学エッセイストとしても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロッキーのパパ
12
イデアルやホモロジーなど、代数や位相幾何学を中学レベルの数学知識を前提に説明してくれている。 それでも難しい。でも、抽象的な概念にできるだけ具体的なイメージを与えてくれるんで理解の入り口にはたてたと思う。2014/08/13
高光浩二
3
み…見えない。数学目線から世界が見えない。再読ではなく数学の歴史の本から読もっ。2014/06/26
しょんぼり
3
ライト系新書が全盛の時代に珍しい硬派な新書でした。2014/05/30
フィ
2
中学数学から始めて前提知識いらずということであったが、自分には中盤以降はきつかったので振り返る。受験数学と研究の場における最先端の数学の架け橋はいかなるものか。そして、研究に必須である問題を自ら設定し解決すること両方の手法について学びたい。2014/07/06
funa1g
1
わかったとは言い難いけど、イデアルと位相に少しでも触れられたのは良かった2022/03/30
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