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まいない節―献残屋佐吉御用帖

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  • サイズ B6判/ページ数 573p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569818115
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

不正を許さぬ男の矜持と心意気! 悪事に手を染める役人や巨利を貪る商人に、商家の手代・佐吉が敢然と立ち向かう痛快・人情時代小説。

【著者紹介】
作家

内容説明

献残屋とは、大名や幕臣の屋敷を回って進物を買い取り、転売するのが仕事。そんな献残屋のひとつ、寺田屋の手代・佐吉は、一本筋が通った男。得意先である浦賀奉行所の役人が抜け荷の片棒を担いでいることを知り、肚をくくって知恵を絞り、不逞の輩に挑んでいく。江戸、浦賀、焼津。肝の太い男、情の深い女が命を張り悪事を暴いていく、痛快!人情時代小説。

著者等紹介

山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年、高知県生まれ。都立世田谷工業高等学校卒業。旅行代理店、広告制作会社などの勤務を経て、1997年、「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年、『あかね空』で第126回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

53
『献残屋悪徳始末シリーズ(喜安幸夫)』ほど献残屋の仕事の描写部分が少なくてその点が寂しかった。オチは献残屋らしくて良かったけれど。事件の内容が割と単純なのになが~いお話だった。2020/10/22

宇宙猫

24
挫折。登場人物だけ増えて話があまり進展しない感じ。もうちょっと薄い本だったら頑張って読んだかも。2016/09/05

シュラフ

17
読メのみなさんの評判がよろしくない。自分も同感である。山本一力さんの作品、家族の再生を描く『あかね空』、どん底男の一発逆転に思いを描く『蒼龍』、火消しに生命をかける男たちを描く『まとい大名』、どれもすばらしく、人生の感動を我々に教えてくれる。だけど、この作品はいただけない。話があっちこっちに飛んでしまうし、やたらくどいし、作品のテーマがよく見えない、そして長すぎる。この作品が山本一力さん初読みの方は以後は敬遠されてしまうかもしれないが、『あかね空』『蒼龍』『まとい大名』は傑作なのでぜひトライしてほしい。2014/08/30

ジュール リブレ

12
黒船到来のタイミングでの浦賀奉行所を舞台にした時代もの。さて、どう評したら良いのだろうか…とはいえ、きっぷの良い江戸っ子たちは不滅です。2014/05/04

baba

10
やっと読み終わりました。いつもは説明口調も気にならないのですが、今回はくどい。やはり悪人相手ではお茶の入れ方などの説明にもうなずけません。話の展開がつかめず、どう終わりに導くのかとそれのみで最後までよみましたが、終わりがまたなんともすっきりしません。鰹節屋、献残屋、うどん屋、抜け荷、黒船襲来・・・誰が主人公かわからず、何を書きたかったのだろう?口を割らせるシーンが何度も出て残虐。すっきりしない後味です。2014/05/20

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