PHPサイエンス・ワールド新書
人体に危ない細菌・ウイルス―食中毒・院内感染・感染症の話

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  • サイズ 新書判/ページ数 283p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569818023
  • NDC分類 491.7
  • Cコード C0247

出版社内容情報

顕微鏡でしか見れないミクロの生き物としての微生物。O157から突発的なSARSまで、食べ物と日常生活、感染症と微生物の話。

【著者紹介】
大阪府立公衆衛生研究所感染症部長

内容説明

目に見えない微生物が、私たちの身の周りにたくさんいて、食と健康の鍵を握っている。私たちの身体の安全も人体常在菌によって守られていた。その構図が、いま崩れようとしている。身近な食べ物である卵が、安全なものとは言えなくなっている。無害であった人体常在菌が害となり、人を襲う。奇跡の薬と呼ばれた抗生物質が、多剤耐性菌の登場で効かなくなっている。身近なペットから危ない菌が出ている…身を守るための処方箋とは?

目次

第1章 微生物の仲間たち(微生物を初めて目にした男;微生物はどこから来るのか ほか)
第2章 食べ物と微生物(腐敗も発酵も微生物の働きは同じ;腐敗を防ぐには?水分活性が食品の保存に関係する ほか)
第3章 食中毒と微生物(食中毒?それとも感染症?;食中毒はなぜ起きるのか ほか)
第4章 感染症との闘いと院内感染(感染症と人類の闘い;細菌の逆襲、多剤耐性細菌の登場 ほか)
第5章 感染症の現在(新興感染症と再興感染症;変身する鳥インフルエンザウイルス ほか)
第6章 食中毒の予防のために(食中毒は家庭で起きている;食品の購入から後片付けまで ほか)

著者等紹介

小林一寛[コバヤシカズヒロ]
1943年堺市生まれ。大阪府立大学農学部獣医学科卒業。医学博士、獣医師。大阪府立公衆衛生研究所感染症部細菌課課長、サラヤ株式会社商品開発部学術顧問、大阪府立大学大学院農学生命科学研究科・獣医学客員教授、文部科学省学校給食安全推進協力者会議委員などを歴任。現在、泉大津市医師会附属看護高等専修学校講師。研究分野:腸管感染症と食中毒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減

2
医学事典の一種として手元に置いておきたい。2016/05/21

k

1
参考になる。 日本語がおかしいところがたくさんあるが。2024/01/20

あきひさ

0
勉強になった。しかし、文章がおかしい。2014/06/28

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