出版社内容情報
なぜあの会社は20代が辞めないのか? 若者を使い捨てにするブラック企業に対し、ホワイト企業こそが日本を救う希望となる。
【著者紹介】
慶應義塾大学教授
内容説明
日本企業の雇用の質が、著しく劣化してきている。ピラミッド型組織におけるタテ型OJTは崩壊し、ローテーション人事はもはや通用しない。人を育てず使い捨てにする会社は「ブラック企業」と批判され、仕事にやりがいを見出せない若者は3年で退職してしまう…。そんななかでも、20代が辞めずに生き生きと働く企業はたしかに存在する。スターバックスジャパン、サイバーエージェント、ベネッセ―いったい何が違うのか。人事・組織論の第一人者が、現代の日本企業が抱える問題点と、その対策を解き明かす。難しい時代に対応した人事モデルを提供する、人づくりの教科書。
目次
ブラック企業vsホワイト企業
第1部 なぜ日本では二十代が育たないのか(これまでの人材育成は通じない;サービス業化した日本の課題;日本的発想からの脱却がホワイト企業をつくる)
第2部 会社を変える人材育成戦略(人材育成力を高める取り組み;ホワイト企業の条件;社会として何ができるのか)
著者等紹介
高橋俊介[タカハシシュンスケ]
1954年東京都生まれ。東京大学工学部航空工学科卒業、米国プリンストン大学工学部修士課程修了。日本国有鉄道(現・JR)、マッキンゼー・ジャパンを経て、89年にワイアット(現・タワーズワトソン)に入社。93年には同社代表取締役社長に就任。97年に独立し、ピープルファクターコンサルティングを設立。2000年に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授に就任し、11年より特任教授。内閣府沖縄振興審議会委員として、那覇シティキャンパスを立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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