出版社内容情報
副島隆彦の代表作『属国・日本論』に連なる過激な著者の日本論、日本文化論を集成した名論文集をアップデートして復刊する。
【著者紹介】
評論家
内容説明
この言論に触れてみよ!激しい言葉が書いてある。本当の真実しか書きません。
目次
1 属国日本の学問(関西のある学術団体への寄稿文;F.フクヤマの『「大崩壊」の時代』を読んで考えたこと;ネイティビズムとビヘイビアリズム;ネイティビズムとビヘイビアリズムの続き;旧石器発掘ねつ造事件と、「日本文明派」の壊滅と西尾幹二のおわり ほか)
2 日本の政治とアメリカ政治思想(政治問題を考える際の目のつけどころ;米原潜衝突事故と森首相の責任問題について;私の属国論が広がりつつある;映画「パール・ハーバー」について;ポピュリズムとは何か、についてしつこく再度説明する ほか)
著者等紹介
副島隆彦[ソエジマタカヒコ]
1953年、福岡市生まれ。早稲田大学法学部卒業。外資系銀行員、予備校講師を経て、常葉学園大学教授を務めた。日米の政界・シンクタンクに独自の情報源を持ち、金融経済からアメリカ政治思想、法制度論、英語、歴史など幅広いジャンルで、鋭い洞察と緻密な分析に基づいた評論を展開。また、副島国家戦略研究所(SNSI)を主宰し、日本人初の「民間人国家戦略家」として講演・執筆活動を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Hiroki Nishizumi
3
聞く耳を傾けるに値するような良い内容もあるのに、暴言的書き方や時に投げやりな文もある。もったいないな・・・2015/02/12
はる
1
副島節炸裂です。しかしながら内容には納得。「騙されるな。操られるな。単純な発想をするな。今の自分自身の考えそのものを、疑え。そして、反対者の意見の中の真実に目を向けよ。何枚でも真実をめくってゆく、という思考方法を身につけよ。」2014/03/29
羽生沢
0
父親から譲り受けたものだが、なかなか痛烈に日本の社会科学の後進性を批判していて好感が持てた。この痛烈さと言論への情熱はゴーマニズム宣言に通じるものがある。まあでもこっちの方がアカデミックか。結構言いたい放題言うので好き嫌いが大きく分かれる本だけど個人的には結構気に入った。2014/03/21
げんごろう
0
素直に読んだら結構面白かった。 知らないことばかりだった。 アメリカのことを本当は何も知らないことに気づいた。2019/06/15
ind
0
2000年代前半の著者が主催するホームページでの文書を主に掲載しているためか、内容が古くて期待していたものとは違い落胆した。 しかし、その時点でアメリカ経済が沈滞したときに、白人労働者を中心にポピュリズムが起こるだろうとの予測が、トランプ政権の出現を予測したことに著者の慧眼を見た。2018/03/19