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ゼロ戦と日本刀―美しさに潜む「失敗の本質」

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  • サイズ B6判/ページ数 225p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569816050
  • NDC分類 210.75
  • Cコード C0030

出版社内容情報

大ベストセラー『永遠の0』の著者と保守論壇の大御所が、美しさと脆さが同居する世界最高の戦闘機「零戦」と日本精神を語りあう。

【著者紹介】
作家

内容説明

日本はあの戦争に勝つチャンスが何度もあった。日本人の記憶と魂に触れる『永遠の0』の世界。

目次

巻頭対談 ゼロ戦と日本刀―世界最高なのになぜ負けた?
第1部 戦争の勝敗を分けたもの(真珠湾奇襲攻撃は騙し討ちか;アメリカは一度も宣戦布告をしていない;ミッドウェー海戦の敗因;ガダルカナル島でもチャンスはあった)
第2部 二十世紀の歴史は石油が動かした(エネルギー革命が戦争を一変させた;石油を制する国は世界を制す)
第3部 戦後の復興を支えたもの(敗戦を戦後の糧にした;原動力は働く喜び)
第4部 強い日本を取り戻す(マッカーサーの証言を知ってほしい;国民の声なき声が聞こえるか)

著者等紹介

百田尚樹[ヒャクタナオキ]
1956年大阪府生まれ。同志社大学中退。人気番組「探偵!ナイトスクープ」のメイン構成作家となる。2006年『永遠の0』(太田出版)で小説家デビュー。2013年、『海賊と呼ばれた男』(講談社)で本屋大賞を受賞

渡部昇一[ワタナベショウイチ]
1930年山形県生まれ。1955年上智大学大学院修士課程修了。ドイツ、イギリスに留学後、母校で教鞭をとるかたわら、アメリカ各地で講義。上智大学教授を経て、上智大学名誉教授。Dr.phil.(1958)、Dr.phil.h.c.(1994)。専門の英語学だけでなく、歴史、哲学、人生論など、執筆ジャンルは幅広い。1976年第24回日本エッセイストクラブ賞、1985年第1回正論大賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ナイスネイチャ

122
図書館本。ゼロ戦の話はほとんどなく、失政や戦略批判の話でちょっとがっかり。安倍政権にはべた褒めの所もちょっと辟易したかな。やっぱり百田さんは小説で読むべき。2015/02/01

それいゆ

54
百田さんの大虐殺についての発言が無理やり問題にさせられています。南京大虐殺について疑義があるのは事実ですし、東京大空襲や原爆投下は非戦闘員に対する大虐殺であることは疑う余地がありません。言っていることは、当たり前のことです。マスコミは他国や批判したい人たちの考えを、さも正論のように報道するので、百田さんはとんでもない奴になってしまいます。この本はもちろん朝日新聞を批判しています。また、山本五十六、南雲忠一らの司令官としての戦争における負の側面も分かりやすく説明しています。なるほどと納得しました。2014/02/27

ちゃんみー

41
なんだかなぁ。かなり極端な気もしますけど、百田尚樹さんの考え方ってのは、こーゆー感じなんですね。今の日本人が日本人足る所以は、戦後復興に邁進した人達があったからで、あの頑張りを無くしちゃいかん、というのはよくわかる。2014/10/04

Eiichi

37
アメリカの強さも同時に語られていて、とてもよく理解できた。やはりアメリカは好戦的民族で、戦上手なのだと思う。逆に、日本は武器に対しても芸術性を追求し、美学を重んじるところがあるが、現代の総力戦ではそれでは戦には勝てない。それでも自分は日本人の高い民度が誇らしい。2014/03/08

Emperor

33
「機銃を装備した美術品」という形容を美しいと感じていることが異常なのだと気付くまでに時間がかかった。ぼくたちは、誰も戦争を教えてくれなかった世代。もっと知りたい。2020/01/07

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