出版社内容情報
ボカロノベルシリーズ唯一無二の警察小説「秘密警察」に待望の続編が登場。レン巡査と資料室一団の新たな物語が今、始まる!
内容説明
東N本國東都府警視庁、総務部文書課付き資料室。そこで警察官として働くレンは、警視庁に研修という名目で赴任してきたU王国の王女様リンとともに任務に就いていた。一方、監視システム・SCaNS(スキャンズ)の開発に携わっていたミクは、あることをきっかけに公安からマークされていた―。ボカロ警察小説第2弾!!
著者等紹介
ぶりる[ブリル]
2008年1月に鏡音リン楽曲『さくら』でボカロPデビュー
石沢克宜[イシザワカツヨシ]
脚本家、小説家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちよざと
2
今回は警察の重要機密をミクがテロリストに売ったと疑われ、彼女を擁護するための資料室の行動と彼女を追い詰めるための公安の追及、そしてその背景から浮かび上がる東西の格差や思想の問題が少しずつ浮き彫りになっていく感じでした。今までクールでちょっと感情的としか思えなかったミクの違う一面が見れました。今後シリーズが続いていくかは分かりませんが、彼女のマスクの理由も徐々に明らかになっていくのかなと期待しています。2015/07/12
なぎ
2
まさか続編が出るとは…という感じに思っていたのですが案外1巻も売れてたらしいので納得です。1巻よりは断然確実に面白くなっているので、是非1巻を読んだ方は読んで欲しいです。石沢さんはボカロ小説を多く書いていらっしゃいますが、多分秘密警察が一番ぶっ飛んでるのではないかと思いますwレンくんは女装しちゃうし、カイトは確実に痛いキャラだし←でも竜宮さんの絵と共に良く感じてしまうから不思議ですね。新キャラのテトさんも可愛いし、何よりこれ読んだらラーメン食べたくなってきます。という事でラーメン食べてきます(笑)2014/01/31
C
1
ミクがテロリストの仲間だと疑われ、それを助けようとする資料室のみんな。秘密警察の存在もちらほら出てきてわくわく。公安の橋本さんグッジョブでしたねw2015/11/15
NeiGe
1
前回のメンツにプラス、キヨテルとテトが出演。人数が増えた分各々の見せ場は減った…というよりも作者が複数人を動かすのが苦手なのかな?と感じさせる場面が多数。カイトなんて後半欝を理由に全く活躍しないしルカば別行動。カイトの躁鬱も思ってたより設定が生かされていないような?次は買うか迷うところ。2014/09/01