出版社内容情報
近藤勇の遺体はどこに眠っているのか。松原忠司の最期とは。山南敬助、脱走の真実とは。新史料で謎を解く、新選組ファン必読の一冊。
【著者紹介】
歴史作家
内容説明
新選組検定問題監修者が諸説の真偽を徹底検証する。
目次
近藤勇の困惑―なぜ両親は家を出たのか
沖田総司の兄弟―近藤勇の義弟だったのか
斎藤一の剣流派―やはり試衛館の門人だった
試衛館の他流派人―どのような順で食客となったのか
土方歳三の奉公―十一歳のときではなかった
土方歳三の帰郷―十七歳ではなかった
『永倉新八』と『新撰組顛末記』―これほど違った
『浪士文久報国記事』―執筆の動機は何か
「芹沢鴨」の誕生―下村嗣司の足跡をたどる
石田散薬―その効能は何か〔ほか〕
著者等紹介
菊地明[キクチアキラ]
1951年、東京生まれ。日本大学芸術学部卒。幕末維新史研究家。新選組検定運営事務局主催の「新選組検定」(第1回~第3回)の監修を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
憲法記念日そっくりおじさん・寺9条
15
余り盛り上がっているとは言い難いが、今年は新撰組結成150周年である。新撰組研究の第一人者の最先端がこの本。まあマニアックである。軽い興味で読み始めると、些細な事の特定に真剣な研究者の姿に圧倒される。芹沢鴨という人は本当に無茶苦茶だったのだなぁ…近藤勇がブスな嫁を貰ったら両親が怒って出ていったなんて面白い。そういう下世話な関心の話題は少ないが、当時の生の声が貴重である。山南敬助は逃げてないのか。2013/07/22
みかさ
4
新選組について、今まで謎と思わなかった部分まで調べて書かれている。読んで面白いと思ったが、初心者向けではない本。2013/07/04
UMA
4
7ページに及ぶ参考文献一覧が壮観。菊地氏はとにかく史料の検討範囲が広い+引用する際ちゃんと資料名を明記するので、現在の新選組研究家の中では割と好感を持てるしそこそこ信頼もしてる方。雑誌や氏の著書で小出しになってた新情報がまとまったのは素直に嬉しい。まだまだ明らかになってない部分は多いので、今後も定期的にこの手の本が刊行されることを願うばかり。2013/06/08
ぐるぐるめぐる
2
どこかで読んだような内容も多いが、初耳な情報もあった。加納君のモデルは河合君説に吃驚。島田がデキ婚だったのに笑った。斎藤さんの流派は、天然理心流って結論でいいの?信憑性の怪しい研師の覚え書きとか、自分の名前の序列を変えちゃう島田とか、人と会った場所を、実際とは違う場所で書き残す永倉さんとか、後世の人を混乱させるような真似はやめてほしいわ。2013/06/10
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