出版社内容情報
日銀へのインフレ圧力が強まる中、日銀や市中の銀行は果たして、時代に合った存在であるのかを「利用者」の視点から問う。
【著者紹介】
企業アドバイザー、コンサルタント
内容説明
インフレを意図的に起こした過去の事例では、悲惨な結果を招いたものが数多くある。インフレが嵩じて円の通貨価値が下がる過程で、日銀はどのように関与し、その強い影響下にある市中銀行や民間金融機関はどうなるのか。そして銀行の将来像が私たち個人や企業(特に中小企業)にどのように影響してくるか、を考察する。
目次
第1章 通貨の番人、日本銀行と市中銀行
第2章 銀行の二つの「コクサイ」問題
第3章 邦銀の国際銀行員の育て方
第4章 ミニバンクがなくなる日
第5章 銀行の反省すべきこと
終章 紙幣を紙くずにしない工夫
著者等紹介
津田倫男[ツダミチオ]
企業アドバイザー。1957年生まれ。島根県松江市出身。一橋大学、スタンフォード大学ビジネススクール卒。都市銀行、外銀2行での20年の勤務を経て、外資IT系列企業のベンチャーキャピタルの日本代表を務める。2001年より独立し、(株)フレイムワーク・マネジメント代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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