「シェール革命」の夢と現実―アメリカは再びエネルギー覇権を握るか?

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「シェール革命」の夢と現実―アメリカは再びエネルギー覇権を握るか?

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569811833
  • NDC分類 575.59
  • Cコード C0030

出版社内容情報

「アメリカのエネルギー輸出が2035年までに輸入を上回り、純輸出国となる」(IEA)。天然ガスの高騰に苦しむ日本に吉報となるか。

【著者紹介】
資源・食糧問題研究所所長

内容説明

アメリカはシェールガスを日本に売らない。中国の「資源成長」はまだ続く。資源の専門家が喝破するエネルギー戦争の正体。

目次

第1章 「シェール革命」の正体(世界は変わるか?;そもそも「天然ガス」とは何か ほか)
第2章 二十一世紀コモディティ市況の大変化(「資源」とは何か;可採年数は必ずしも枯渇年数を表さない ほか)
第3章 米中エネルギー争奪戦(今後十年以上、中国は高度成長を続ける必要がある;中国は「中進国の罠」に陥ったのか ほか)
第4章 再生エネルギーと省エネを止めてはならない(「シェール革命」はアメリカならではの革命;アメリカの安いシェールガスを日本に輸入できない理由 ほか)
第5章 日本企業は何をすべきか(エネルギーは「地下系」から「太陽系」へ;バイオ燃料の可能性 ほか)

著者等紹介

柴田明夫[シバタアキオ]
(株)資源・食糧問題研究所代表。1951年生まれ。東京大学農学部農業経済学科卒業。76年丸紅(株)に入社、鉄鋼第一本部、調査部、業務部経済研究所産業調査チーム長を務める。2001年丸紅経済研究所主席研究員。03年同副所長、06年同所長、10年同代表を務める。11年10月(株)資源・食糧問題研究所を開発、代表に就任。農林水産省「食料・農業・農村政策審議会」臨時委員(05年4月~)、資源開発委員会委員、農林水産省「国際食料問題研究会」委員(07年3月~)、「資源経済委員会」、農水省農業政策研究所機関評価委員会、国土交通省「国際バルク戦略港湾検討委員会」等委員ほかを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kozawa

3
書名ほど大げさに何か訴える感じではないけれど嘘のタイトルでもなく、このテーマの一般書として何冊か読むうちの一冊としてはありなのでは。2013/05/05

Kenichi Kurokawa

2
シェールガスに限らず、資源を巡る大国の思惑が分かりやすく述べられています。印象的なのは米中2大国の資源を巡る貪欲なまでの自国益の追求でした。エネルギーをほぼ輸入に頼る日本も戦略なしではエネルギーに対する高コストは変わらないでしょうね。2013/04/29

Mitz

2
世界のエネルギー情勢を劇的に変えつつあるシェールガス。その影響と、現在、そして未来のエネルギーを論じている。もう少し地政学的な考察があれば、もっと興味深い内容だったろう・・・。資源の無い日本にとっては、安全保障という意味においても、エネルギー政策は最重要事項の一つ。西に最大のエネルギー消費国である中国、太平洋を挟んだ東にシェールガス革命を迎えた米国を隣国に持ち、どのような道を進むことになるのか。エネルギー関連の企業に身を置く立場として、微力ながらも貢献していきたいし、貢献できずとも考え続けたいと思う。2013/04/19

kouhy

2
Important thing is that Shale energy revolution has an implication for only U.S., which has built gas-pipeline-infrastructures. However, there is only few plants to export gas as LNG in U.S, so LNG price for other countries will be unmovable.2013/04/18

かちを

0
2016/03/05

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