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出版社内容情報
10年間、舞台で『古事記』を語り続けている女優・浅野温子が、演じていくなかで感じた日本人の心の原点と、神々への思いとは。
【著者紹介】
女優、國學院大學客員教授
内容説明
10年間、『古事記』をもとにした1人舞台「よみ語り」(脚本・阿村礼子)を続けている女優・浅野温子が今、感じる日本人の心のルーツとは。本人撮影による花の写真多数掲載。
目次
第1章 愛が憎しみに変わるとき―夫婦の絆
第2章 姉として、統治者として―姉弟の絆
第3章 神々から預かった命―母子の絆
第4章 肉食系女子の初めての恋―恋人の絆
第5章 同じ男を愛した姉妹―姉妹の絆
著者等紹介
浅野温子[アサノアツコ]
女優、國學院大學客員教授。1970年代からモデルとして活動を開始し、ドラマ『文子とはつ』で本格的にデビュー。80年代のトレンディドラマや『あぶない刑事』などテレビや映画で活躍し、98年の初舞台『ロマンチック・コメディ』からは、毎年様々な舞台に挑戦している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
karatte
20
町田康ですら古事記を口語訳するこの時代、『101回目のプロポーズ』や今となっては口の中で舌を動かすギバちゃんしか思い出せない『沙粧妙子最後の事件』等々で一斉を風靡したトレンディ女優・浅野温子が古事記にチャレンジするのもさもありなんと軽く読み始めたが、古事記を選んだ理由からして真摯なもので、古の物語を題材とした一人語りの舞台を全国の神社の境内等で2003年から行っているとあっては、活動の本気度も桁違いだった。現代的視点からの極めて常識的かつ穏当な解釈は、國學院大學の客員教授であるのも頷けるというもの。2023/08/11
さばずし2487398
7
以前から浅野さんの古事記読み語りの映像を見ていてその圧倒的演技力に感動していた。本書では浅野さんが思う神々それぞれの心情を、私達の人生にも照らし合わて綴られている。まるで浅野さんと女子会をしているかのような身近さと気さくさだけど、その分析は女優ならではの深さも見える。 古事記の神々も失敗し、試練に立ち向かい、自立し、次へと受け継ぐ。その人間くささは何千年を超えた人間にも灯火になると語る浅野さんの文体にこの活動を心から楽しんでいる喜びと力強さを感じる。ご本人が携帯で撮ったという花の写真も素敵。2019/07/02
Tsuchi(TSUCHITANI.K)
0
http://www.asanoatsuko-on-koala.com2019/09/08
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