出版社内容情報
高校二年生の安藤小麦は学校に馴染めず休みがちの日々。そんな中、余命を宣告された祖父から「初恋の人」への届け物を託されて……。
【著者紹介】
脚本家
内容説明
高校2年生の安藤小麦は、母と祖父の3人暮らし。家庭の事情で転校したものの、日々募る孤独感を自分でも持て余し、不登校予備軍になっていた。そんな小麦をあたたかく見守っていた祖父が余命3カ月と宣告される。「この絵を、ある人に届けて欲しい」―病床の祖父から頼まれた小麦は、一度は拒否するが、祖父が元気になるならと、絵を届けることに…。第1回「ありがとう大賞」大賞受賞作。
著者等紹介
北林雨夏[キタバヤシウカ]
脚本家。構成作家。小説家。別の筆名で、サスペンスドラマや連続ドラマの脚本や情報番組の企画構成、小説、コミック原作など、幅広く活躍。「ちるちるみちるのタカラモノ」で第一回「ありがとう大賞」大賞受賞(出版に際して『金色の笑顔』と改題)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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