出版社内容情報
完全数、友愛数、素数の不思議など、「数の世界」の比類のない美しさを図解で平易に解き明かす。数学が苦手なあなたでも楽しめる本!
内容説明
素数、完全数、黄金比、フィボナッチ数…「数の世界のミステリー」へわかりやすく招待。
目次
自然数を表すには
図形数のカラクリを知る
なんとも不思議なパスカルの三角形
数の元素、素数の魅力
完全数とメルセンヌ素数のミステリアスな関係
正多角形の作図とフェルマー素数の不思議な関係
自然界のフィボナッチ数、芸術の世界の黄金比
すべての自然数を表すために
著者等紹介
富永裕久[トミナガヒロヒサ]
1964年生まれ。東京理科大学卒業。サイエンスライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chocoshio
4
数ってホントに不思議。学生時代にこんな教え方をしてもらえてたら、もうちょっと数学楽しかったかも。数学の授業って、こんなの将来使わないしーなんて思ってたけど、生活の中に数ってあふれている!今になって、面白さが分かってきた。個人的にフィボナッチ数が好き。2013/05/27
344
0
第6章までは楽しめました。第7章以降は自分の頭ではついていけず……。2015/04/06
ラモンキー
0
面白かったのは①友愛数と婚約数の話②黄金比とフィボナッチ数列の話。 ①友愛数は奇数どうし・偶数どうし、婚約数は偶数奇数のペアしか発見されていないことから、古代ギリシャ人は偶奇に男女性を見出していたとか。②黄金比を求めようとするとフィボナッチ数列が顔を出してくるし、フィボナッチ数列の一般項も黄金比を使って表せる。 この話に限らず、関係なさそうな2つが実は繋がっている、みたいな例がいくつか紹介されていて「へぇー」となる。 興味の幅を広げてみようチャレンジとしてなんとなくで選んでみたけど、思いのほかよかった。2022/01/29