PHP新書<br> 執着心―勝負を決めた一球

電子版価格
¥720
  • 電子版あり

PHP新書
執着心―勝負を決めた一球

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 新書判/ページ数 286p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569809472
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0275

出版社内容情報

サンケイスポーツの野球評論「ノムラの考え」書籍化第二弾! 今回はあの「江夏の21球」「阪神85年優勝」の評論も掲載!

【著者紹介】
野球評論家

内容説明

野村克也のID野球を、「感情を排した機械的な野球」と捉える人もいるようだ。しかしそれは全くの誤解である。ID野球の前提になるもの、それは勝利への執着心である。妥協なき勝利の追求が、データ重視や、個人本位のプレーを控えてチームのために尽くす姿勢を生み、弱者が強者を破る活路を開くのである。そんな「真のプロらしさ」を論じ続ける、サンケイスポーツの試合評論を書籍化。2012年の巨人のセ・リーグ優勝と日本一の過程、さらに「江夏の21球」、1976年阪急対巨人、85年阪神対西武など過去の日本シリーズの評論も収録。

目次

第1章 2012年レギュラーシーズン公式戦(積極性のはき違え;澤村への信頼と言葉が足りなかった巨人ベンチ ほか)
第2章 2012年クライマックスシリーズ(「森福の9球」を許した西武の拙攻;武田と今宮の若さが出た ほか)
第3章 2012年日本シリーズ(巨人が最後に見せた隙;栗山監督に備えと覚悟が見えない ほか)
第4章 「江夏の21球」―日本シリーズ評論選集(1976年;1979年 ほか)

著者等紹介

野村克也[ノムラカツヤ]
1935年京都府生まれ。54年にテスト生として南海入団。65年に戦後初の三冠王に輝くなど、首位打者1回、本塁打王9回、打点王7回獲得。通算3017試合出場は日本記録。捕手試合出場2921試合は世界記録。70年より選手兼監督に。ロッテ、西武と移り、80年のシーズンを最後に引退。サンケイスポーツの専属評論家などを務めたのち、90年よりヤクルト監督。弱小球団を3度の日本一に導いた。阪神監督、社会人・シダックス監督を経て、2006年より楽天監督。09年球団を初のクライマックスシリーズ進出に導き、同年退任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コダマ@ようやっとる!

8
2012年セ、パの開幕から日本シリーズまでの試合評が主なので、今では、そうだったんだなというスタンスで読むしかない感じ2020/06/15

kofukofu

5
野村さんの解説は凄く好きです。打者との駆け引きや勝敗のポイントなど、とても興味深かった。2013/06/25

mushoku2006

3
相変わらず、感嘆するほど、野球についてよく考えられています。 考えて、考えて、考え抜いたという、 その自信があるからでしょう、これだけ辛口になれるのは。 決して私の好きなキャラな人では無いんですが、 それはそれとして、すごいなと思える方です。 ( ゚∀゚)アハハ 2013/02/25

SU

2
野村監督の解説は面白い2015/05/15

HIRONORI.UCHIDA

2
2013年60冊目。 野村さんのいろいろな見解を交えた勝負に対する執着心を書いたもの。 たまに、あの時のあの名勝負は!?みたいなTVがあったと思うけど、あういうのを第3者の視点から見た人が見解を書いているのを見ると、こういう視点もあるんだなーって思って面白いと思う。 特に巨人対近鉄の日本シリーズなんかは見どころだと思う。2013/07/24

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5905663
  • ご注意事項

最近チェックした商品