この世の偽善―人生の基本を忘れた日本人

電子版価格
¥950
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

この世の偽善―人生の基本を忘れた日本人

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569808895
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0030

出版社内容情報

なぜ生活保護者がこんなに多いのか? 己の不遇を社会や時代のせいにして、自身の力を磨かなくなった日本人の自己愛、怠惰を叱る。

内容説明

世界はいつも不条理だらけ!日本人の甘えを真正面から斬る痛快対談。

目次

第1章 何もかも幼くなった
第2章 日本は「夢のお国」
第3章 「ごっこ」遊びの終わり
第4章 生活保護者が多すぎる
第5章 愛は礼を失せず
第6章 「もの分かりのいい人」の罪悪
第7章 人は何とか生きていける

著者等紹介

曽野綾子[ソノアヤコ]
1931年、東京生まれ。54年、聖心女子大学英文科卒業。79年、ローマ法王庁よりヴァチカン有功十字勲章受章。93年、日本藝術院賞・恩賜賞受賞。97年、海外邦人宣教者活動援助後援会(通称JOMAS)代表として吉川英治文化賞ならびに読売国際協力賞を受賞。98年、財界賞特別賞を受賞。2012年、菊池寛賞を受賞。1995年12月から05年6月まで日本財団会長を務める。日本藝術院会員、日本文藝家協会理事

金美齢[キンビレイ]
1934年、台北生まれ。59年に留学生として来日し、早稲田大学第一文学部英文科に入学。71年、同大学院文学研究科博士課程修了。75年よりイギリス・ケンブリッジ大学客員研究員。早稲田大学英語講師等を経て、JET日本語学校校長を務める。現在、同校理事長。評論家。2000年5月~06年5月、台湾総統府国策顧問。台湾独立を願い、日台の親善にも努め、政治、教育、社会問題等でも積極的に発言。テレビ討論番組の論客としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

28
偽善の背景には度しがたい甘えがあるのだろうということを実感出来る本です。大人はもっと次の世代のことを考えて行動しなければならないと思いました。2024/06/01

GAKU

27
ざっと斜め読み。2019/06/19

壱萬参仟縁

22
著者は2人ともイマイチ好きではない。借りるものが見当たらなかったので、仕方なく借りた。曽野氏は3・11災害での援助のことを書いているが、戦争の悲惨さとは比べものにならないと述懐する(26頁)。その比較ではなくて、亡くなった人がかなりいることと、被爆している人の今後の健康が心配だとなぜ書かれていないのか? 曽野氏はイタリアで乞食は物乞いという仕事という認識があるという(36頁)。それは人権配慮な感じがする。金氏もまた、働かざる者食うべからずという(45頁)。その機会すらままならない実態を理解してもらいたい。2014/11/08

謙信公

13
痛快!甘ったれで、無責任、迎合主義、井の中の蛙、権利だけを主張する頼りない現代の日本人に「喝」を入れてくれる本。日本人はなぜ日本という国や日本人であるということに誇りを持たないのか?乞食が職業という国もある中で、日本の格差貧困など可愛らしい。派遣村やニート、生活保護など何を甘ったれているのか!人間常に不平不満はあるだろうし、なければさらなる発展はない。平和で風光明媚な夢の国日本人として生まれてこれたのだから、その中で精いっぱい生きるしかない。お二人とも齢80を越えられて未だ大活躍。日本人にさらなる喝を!2019/05/31

eipero25

13
敬愛するお二人の対談。心地よい。 中国、靖国、原発、高齢者医療、生活保護などをぶった切る。 日教組、民主党批判も忘れない。 死んだら寂しくなるわ。跡継ぎが見当たらない。2018/02/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5605289
  • ご注意事項

最近チェックした商品