PHPサイエンス・ワールド新書
直観で解く算数

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  • サイズ 新書判/ページ数 204p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569808307
  • NDC分類 410
  • Cコード C0241

出版社内容情報

計算が苦手、方程式が嫌い……。そう数学を難しく考えるあなたに、選りすぐりの図形パズルで「閃きと快感」という本当の面白さを伝授!

【著者紹介】
数学者、埼玉大学経済学部教授

内容説明

計算が大の苦手、方程式は見るのも嫌いと数学を小難しく考えている人はいませんか。でも、あれほど解くのが大変に見えた問題がちょっとした“気づき”で大胆に、簡単に理解できるのが数学の本当の魅力であり、快感なのです。本書は、「小学校の算数レベル」の図形問題をもとに、ものごとをできるだけ単純化して捉える数学的な直観力と思考法をレクチャー。何でも複雑に考えてしまう“思考の癖”から抜け出す一冊です。

目次

第1章 直観と計算で図形の面積を求める
第2章 複雑な図形を大胆に、簡単に理解する
第3章 図形の性質をトイレットペーパーで学ぶ
第4章 角度の本質を「エンピツまわし」で見抜く
第5章 マッチ棒パズルで図形と数の関係を考える
第6章 モチを切り分けて図形の法則をあばく

著者等紹介

岡部恒治[オカベツネハル]
数学者。1946年、北海道に生まれる。東京大学理学部数学科卒業、同大学院修士課程修了。埼玉大学経済学部教授を経て現在、埼玉大学名誉教授。現在の計算偏重の算数・数学教育に異論を投げかけ、独自の算数・数学教育を実践する。その一環として、理科・数学の魅力を伝える体感型ミュージアム「リスーピア」(パナソニックセンター東京内)の数学部門を監修している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

21
これは理数関係の苦手意識を忘れくらい面白かった。『直観で解く』とは書いているが、ちゃんと筋道をたてて説明している(しかも簡潔明瞭で肩の力を抜いて読める気楽な文体なのも素晴らしい)。特に苦手な図形の話が楽しく読めるのは個人的に貴重で、感動的な体験でした。角度を求めていく時は『鉛筆回し』を使っていくことになりそう。簡単な問題を解決した時の方法を応用して(または落とし来んで)難しい問題を解いていくというコンセプトなので詰まったとして解説を読んでもう一度考えるとスッキリ進められました。素晴らしい一冊だ。2021/12/03

金吾

20
○小学生の時に算数パズルが好きだったのを思い出しながら読みました。頭が固くなっていることを感じながら楽しみました。2024/06/14

うさぎ団(^_^)v

9
算数が好きなので手に取りました。あ~、コレを知ってたら、あの問題をもっと簡単に解けたのでになぁ~、という情報のオンパレード。学生時代にもっと数学読み物を読んでおけば良かった(>_<)だって、面白いんだもん。2013/08/11

ちくわん

3
何となく買ったが、すごく面白くて深い本。どうして今まで「これ」を知らなかったんだろう?不思議でならない。当たり前のことと高を括ってはいけない。「そうか、こう考えてこう説明がつくのか。。。」と50歳にして、触れた感。ピタゴラスの定理の凄さを痛感させられた。このシリーズって相性よいかもしれない。2017/11/25

入江・ろばーと

0
マッチ棒パズルの話がトポロジーっぽいなーって思いながら読んでたらケーニッヒスベルグの橋の話になってあー、やっぱりって感じになった。笑2017/08/16

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