新島八重と新島襄―「幕末のジャンヌ・ダルク」と「平和の使徒」と呼ばれた夫婦

新島八重と新島襄―「幕末のジャンヌ・ダルク」と「平和の使徒」と呼ばれた夫婦

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  • サイズ B6判/ページ数 281p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784569808246
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

自ら銃を取って戦った八重、自由と平等を訴えた同志社の創立者・襄。ふたりの波瀾万丈の生涯と人間的魅力をエピソードを交えて追う。

内容説明

生い立ちから二人の出会い、篤志看護婦時代まで。感動エピソードも満載。

目次

第1章 闘う姫たち―鶴ケ城の山本八重(八重の誕生;什の掟 ほか)
第2章 脱国して「襄」となる―新島襄の半生(七五三太の誕生;七五三太の少年時代 ほか)
第3章 八重と襄―京都の出会い(十一年ぶりの再会;伝道のはじまり ほか)
第4章 襄の病気と八重の献身―同志社を大学へ(第一回卒業生たち;同志社廃校の危機 ほか)
第5章 襄の晩年と八重―従軍の日々(前橋で倒る;残される母の心配 ほか)

著者等紹介

楠木誠一郎[クスノキセイイチロウ]
1960年、福岡県生まれ。1982年、日本大学法学部卒業後、出版社に勤務。歴史雑誌編集にたずさわる。1996年『十二階の柩』(講談社)で作家デビュー。1999年から専業作家に。『名探偵夏目漱石の事件簿』(廣済堂出版)で第8回日本文芸家クラブ大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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megumiahuru

9
書き方としては淡々としていますが、年表付きで史実を押さえるにはちょうどよい本です。大河ドラマ「八重の桜」が思った以上に、史実を踏まえているのだなあと感心しました(ただし、実際の新島八重さんと綾瀬はるかさんはあまり似ていませんが…)。 教科書では、たった一行「鳥羽伏見の戦い」とか「会津戦役」と記されていることの背後に、無数の人の血と涙が流されていることを教えられます。歴史はやはり、人の顔の見えるところまで掘り下げてみないと面白くないですね。結局歴史を造るのは、一人一人の人間なんだとつくづく思わされました。2013/09/27

たろう

3
大河ドラマを楽しむために一冊選び購入。曾祖父が思ったよりも名前が出てきてた。これで大河ドラマをもう少し楽しめる知識が入った。2013/01/20

ぶんこ

2
新島襄は同志社大学を創設。妻は、周囲の無理解や偏見に苦しみながらも 夫婦の信頼と、ゆるがない愛で立派な業績を残してます。あらためて考えさせられたのが、欧米の人の寄付によって、これらの偉大な業績がなされたという事。その人の心意気、信念にうたれた時、遠い異国の日本にl益をもたらす為であろうと、大金をパッと投げ出す人々。こういった人々なくして、新島襄も日本に大きな足跡は残せなかったのだなと。

kino

1
襄さん出来た人だ…2013/01/06

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