出版社内容情報
なぜ日本の馬は世界と渡り合えるようになったのか。ハクチカラからオルフェーヴルまでの最強馬の歴史を血統に視点をおいてたどる。
【著者紹介】
血統評論家、ノンフィクションライター
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
futabakouji2
6
日本馬の海外挑戦の歴史とジャパンカップ、輸入種牡馬について書かれている。にしても90年代中盤からジャパンカップで勝利するようになったのね。ウイポから競馬を持った人間としては更に競馬のことに興味を持てる本だった。2019/05/20
パラオ・スパニッシュフライ
6
日本競馬の歴史を振り返る本。 海外競馬との力の差を知り、追いつくために 長い年月をかけて血を重ねていく。 幾多の名馬はもちろんのこと、星の数ほどの馬の血が重なり、 現役最強馬のオルフェーヴルにつながる。 今、この時期に読んでおきたい競馬本。 凱旋門賞の歴史や海外の歴代名馬も知ることができ もうすぐ行われる凱旋門賞をより深く見ることができそうです。 2012/09/29
スプリント
5
海外挑戦の歴史が綴られています。 競馬が血統のスポーツであることがよくわかります。 凱旋門賞は斤量優遇される3歳牝馬で挑戦することが制覇の近道だと思いますがやはり古馬で勝ってほしいですね。2016/03/26
たこやき
5
血統の話というより、国際競馬の視点で見た日本と凱旋門賞の概要といった内容。とにかく、前半の惨敗続きの海外遠征の話が印象的。飛行機の中で暴れたら射殺。飛行機に乗せるのに、ゴンドラ吊るけど、風で上手くいかず、3時間も掛ったハクチカラ、なんてそれだけで時代を感じる。そして、そういう中で挫折をしながらも、シンボリ、メジロなどが世界の血統を取り入れ基礎を作っていったというのは興味深く読めた。でも、オルフェーヴルの凱旋門賞出走前に読みたかった。2012/11/10
高橋薫
3
オルフェーヴルの持つ血統の魅力、ステイゴールド×メジロマックイーンと言う稀少な金塊を生み出した人々の執念。今またゴールドシップの出現でメジロマックイーン産駒の乗馬が繁殖牝馬に戻されたと聞く。その飽くなき勝利への執着よ。2012/12/01
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