図解 一目でわかる！日本経済のからくり―明日を見通すための基礎知識

ワールドエコノミー研究会【著】

ＰＨＰ研究所（2012/09発売）

• サイズ B40判／ページ数 158p／高さ 18cm
• 商品コード 9784569807201
• NDC分類 332.107
• Cコード C0034

出版社内容情報

日本経済の基本的なしくみを勉強しながら、財政赤字、円高、デフレなど日本経済が直面している問題の構造が図解ですっきりわかる本。

内容説明

財政破綻の危機がそれほど騒がれない理由は？経済が停滞しているのに、なぜ円が高いのか？年金制度はどうして崩壊寸前に至ったのか？少子高齢化でこれから確実に起こることとは？消費税がアップすると、日本経済はどう変わる？日本の金融・財政のしくみをわかりやすく解説しながら、経済問題の核心をグローバルな視点から可視化。

目次

１章　変わりゆく日本経済の“流れ”（日本は世界のなかでどれくらい豊かなのか？；東日本大震災によって日本経済が受けた被害の実態　ほか）
２章　政治の迷走に翻弄される日本経済（消費税アップで日本は本当に救われる？；定年後どうする？年金制度が壊れたわけ　ほか）
３章　業界地図から見えてくる日本経済の今（３１年ぶりの貿易赤字が意味するものとは？；対外収支―貿易立国から投資立国へ変わる日本　ほか）
４章　日本経済のカギを握るエネルギーと資源（日本のアキレス腱、エネルギー・資源問題を整理する；原発事故後、日本のエネルギー計画はどうなる？　ほか）
５章　世界から取り残される日本経済の未来（借金まみれの日本はやがて破綻国家になるのか？；格付け―債券に評価をつける格付け会社の実態　ほか）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ito]

日々のニュースがコンパクトにまとめられており、わかりやすかった。知識を整理するのに網羅的で最適な情報量。グローバルな観点から整理すると、日本経済は世界から取り残されるという指摘であった。国内市場や国内経済ではどうなっているのか、知りたくなった。

2013/03/11

[さなだ]

図書館　軽い感じ。

2013/05/11

[Kenichi Kurokawa]

日本経済が抱える課題をコンパクトに中立的な立場で説明している。日々新聞で得る断片化した情報以外に定期的にこうした本で認識を補うには良書。

2012/12/21

[のびこ山]

少し古い内容だったけど、知らないこともあったので、為になった。 ＧＮＴ企業、道州制、メタンハイドレード、などなど。 広い範囲をざっくりと簡単に説明してあるので、時事ニュースダイジェスト版みたいな感じ。

2015/05/16

[あすべぇ]

この本が作られたのは2年半前だけど、当時1米ドル80円。全く背景が変わってしまったんだなと。

2015/03/12