出版社内容情報
中央政府が編纂した歴史書とは違って、自由な民間伝承や信仰が息づく古伝。これらと読み比べることで明らかになる『古事記』の真実!
【著者紹介】
駒澤大学教授
内容説明
中央政府が編纂した史書に比べ、古代人の自由な民間伝承や信仰が数多く残されている古伝。これらと読み比べてみることで、『古事記』だけでは見えなかった意外な真実が見えてくる。
目次
序章 『古事記』と古伝
第1章 神々の出現
第2章 アマテラスとスサノオ
第3章 国つ神の登場
第4章 天つ神の降臨
第5章 人代のはじまり
第6章 天皇の系譜
著者等紹介
瀧音能之[タキオトヨシユキ]
1953年生まれ。現在、駒澤大学教授、島根県古代文化センター客員研究員。日本古代史、とくに「風土記」を基本史料とした地域史の研究を進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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えちぜんや よーた
23
記紀によると、神武天皇の曾祖母に「コノハナノサクヤビメ」という方いるらしい。大阪市の鶴見区に「咲くやこの花館」という植物園があるが、何か関係あるんだろうかと、考えてしまった。2012/09/22
nori
0
I expected '真実' in this book, which although shows contexts only. 箸墓, 欠史八代, 葛城/三輪/河内 dynasties, role of ancient Izumo, 神武/崇神 contradiction, reality of 神功皇后 and so on. A lot of things waiting for disclosures of truth.2012/10/20