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出版社内容情報
16世紀のイタリアで節食の驚くべき効果を自らの身体で実証した貴族がいた! “食養の聖書”ともいわれる古典を現代の知見と共に紹介。
内容説明
16世紀のイタリアで、自らの体験をもとに食を節することの素晴らしさを説いた貴族の手記。欧米各国で読みつがれてきた健康法の古典的名著、待望の邦訳(解説付き)。
目次
講話1 食を節することの重要性について(八三歳の時)(食生活は健康だけでなく人生全体に影響をおよぼす;危篤でやむなく食事を最小限に ほか)
講話2 虚弱体質を改善する最良の方法について(八六歳の時)(体質は改善できる;歳とともに食事の量を減らす ほか)
講話3 幸福な老後を獲得する方法について(総大司教ダニエル・バルバロ宛の書簡)(九一歳の時)(医者や哲学者が私の健康長寿に強い関心の目を;長時間にわたる驚異的な集中力も ほか)
講話4 長寿を約束する節食の薦め(九五歳の時)(一〇〇歳まで生きることを確信している;生来の体質と後年の健康とについて ほか)
著者等紹介
コルナロ,ルイジ[コルナロ,ルイジ][Cornaro,Luigi]
1464~1566。ルネサンス期イタリアの貴族。ヴェネツィア共和国パドヴァ市の行政長官などをつとめる。暴飲暴食にあけくれた結果、30代でさまざまな成人病をわずらい、40代で生死の淵をさまよう。医師の忠告により節食生活を実践し、病を克服。当時としては異例の102歳の天寿をまっとうした。その体験を綴った著書は国内外で大きな反響をよび、後にフランシス・ベーコンやニーチェも言及しているほどである
中倉玄喜[ナカクラゲンキ]
1948年、長崎県平戸市生まれ。高知大学文理学部化学科卒。翻訳家、食養研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ehirano1
マエダ
たまきら
壱萬参仟縁
ももたろう