無病法―極少食の威力

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無病法―極少食の威力

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  • サイズ B6判/ページ数 142p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784569805689
  • NDC分類 498.5
  • Cコード C0098

出版社内容情報

16世紀のイタリアで節食の驚くべき効果を自らの身体で実証した貴族がいた! “食養の聖書”ともいわれる古典を現代の知見と共に紹介。

内容説明

16世紀のイタリアで、自らの体験をもとに食を節することの素晴らしさを説いた貴族の手記。欧米各国で読みつがれてきた健康法の古典的名著、待望の邦訳(解説付き)。

目次

講話1 食を節することの重要性について(八三歳の時)(食生活は健康だけでなく人生全体に影響をおよぼす;危篤でやむなく食事を最小限に ほか)
講話2 虚弱体質を改善する最良の方法について(八六歳の時)(体質は改善できる;歳とともに食事の量を減らす ほか)
講話3 幸福な老後を獲得する方法について(総大司教ダニエル・バルバロ宛の書簡)(九一歳の時)(医者や哲学者が私の健康長寿に強い関心の目を;長時間にわたる驚異的な集中力も ほか)
講話4 長寿を約束する節食の薦め(九五歳の時)(一〇〇歳まで生きることを確信している;生来の体質と後年の健康とについて ほか)

著者等紹介

コルナロ,ルイジ[コルナロ,ルイジ][Cornaro,Luigi]
1464~1566。ルネサンス期イタリアの貴族。ヴェネツィア共和国パドヴァ市の行政長官などをつとめる。暴飲暴食にあけくれた結果、30代でさまざまな成人病をわずらい、40代で生死の淵をさまよう。医師の忠告により節食生活を実践し、病を克服。当時としては異例の102歳の天寿をまっとうした。その体験を綴った著書は国内外で大きな反響をよび、後にフランシス・ベーコンやニーチェも言及しているほどである

中倉玄喜[ナカクラゲンキ]
1948年、長崎県平戸市生まれ。高知大学文理学部化学科卒。翻訳家、食養研究家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

89
小食で体が弱い私は一体どうすればいいのかと・・・(泣)。しかし、コルナロ先生は120回/1口の咀嚼をしていたとのこと。こ・れ・だ!2024/04/15

マエダ

55
要は早い時期から節食につとめ、体を動かせば健康であるとのこと2019/06/03

たまきら

51
日本にも西式健康をはじめ多くの小食を是とする健康法がありますが、腹八分どころではありません。まさかルネッサンス期にこんな面白い人がいたとは…!102歳まで生き生きと過ごしたというこのおじいさまの話を楽しみました。日本人・現代に合わせた解説も面白かったです。2023/06/11

壱萬弐仟縁

43
極少食:最小限まで減らした食事(3頁)。コルナロは胃がおかしくなり、激痛。痛風も出てきて容体悪化。微熱に喉の渇きも(25頁)。35-45歳っておれは痛風だからな。自分にとって自分自身が最良の医者(35頁~)。医者といえども患者よりもわかる医者はいない。節制していたのは、ガレノス、プラトン、キケロ、イソクラテスらの賢者(37頁)。決して賢者になろうとは思わぬが、苦しんだ挙句死ぬのは誰もが嫌だと思う。もっとも大事なことは量の制限(39頁~)は夕食を減らしてズボンが緩くなったことは確か。2015/11/20

ももたろう

38
「健康は食欲を抑えることから」102歳まで生き、最期は老衰でこの世を去ったルネサンス期のイタリア貴族、コルナロの説得力のある少食の勧め。少食がいかに健康へと繋がるか、大変納得させられる一冊だった。なぜ少食が良いのか?①活性酸素の発生が抑えられる②体内酵素の消費が抑えられる ③消化に関わる膨大なエネルギー消費が抑えられる ④たくさん食べると胃が消化できず、悪気を生じ、血液を濁すが、その心配がない その他、キリがないけど、試したらすぐに効果が表れるのが凄いところ。晩飯をいかに抑えるか、それが鍵になる。2016/09/19

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