出版社内容情報
人気のボカロP・マチゲリータが自ら筆を執り描き出す耽美で物哀しいダークホラーファンタジー。あの森のサーカスの謎が明らかに?
内容説明
ダーク、ポップ、キュートでグロテスクな楽曲を創るマチゲリータの人気楽曲『暗い森のサーカス』がついにノベル化。
著者等紹介
マチゲリータ[マチゲリータ]
VOCALOIDを使用した楽曲制作を手掛けるプロデューサー。2007年9月『初音ミクに自作テクノ?テクノポップ?うたわせてみた』をニコニコ動画に投稿し、プロデューサーデビュー。その後、幻想的、狂気的、ホラーな楽曲で人気を博している。2012年7月『暗い森のサーカス』で小説家デビュー。また同月にアルバムを2枚同時リリースし、メジャーデビューを果たした(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
胡蝶
9
ダークな話を読みたいならオススメかな?ダークといっても明らかにライトに近いけど。。。暗黒童話的な感じですね。ページ数まぁ、あるのかなって割にはサラサラっとよめるのでいいかと思います♪ダークメルヘンな世界観が楽しめるのではないかと。。。2013/05/12
まひと
8
高校生の頃に買った本ですが今さら読みました(笑)もともと原曲が好きで本屋で小説を見つけたときはびっくりしました。一話一話とても面白く、ホラー要素は多いが個人的には悲しい話が多い印象を受けました。とくに「月光と黒」が好きです。2014/01/05
ねこっく
6
小学生から中学生の頃までボーカロイドの音楽に親しんでいた。今となっては米津玄師やYOASOBIなどボカロPとして活躍していた人々が表舞台に出るようになったが、過去、ボカロはアニメ文化とともに蔑まれていた。オタクと指をさされながら周囲の目を気にして、それでもつかの間、陰の文化に触れる―、そんな日々だった。今の若い人たちはボカロ発の文化やアニメ文化にライトすぎないだろうかとたまに思いつつある。そんな本作だが、まさに陰鬱な1冊。なめくじビガゾーが特にダークで良い。メランコリックで病んでいて中二病的(褒めてる)。2014/06/02
槙島真琴
5
・発売された時に一回読んでます。再読。 ・原曲「暗い森のサーカス」不気味なくらい明るい音ハマっていました。 ・本書はサーカスができる前部員を集めるお話し。 ・1行が短く短編集なので1時間もあれば読了できます。 ・「可哀想な人には救いを。悪い事した者には罰を」いいですね♪ ・異形の歌姫と、蛞蝓とビガゾーの話は何年経っても印象的です。 ・花蟲えぬさんの絵は別の所でみて中毒性があるので、またみることが出来るとは感動です。 ・捲ると、表紙の少女の表情が変化してるの気がつきました。2021/09/27
せせり
5
ボカロ曲のノベライズで読みにくいかと思ったけどサクサク読み進めれた。原曲作者がノベライズしたのに原曲との繋がりを感じられずひとつの話としては面白かったが関連作としては面白みにかけたと思う2015/05/20
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- 和書
- すごい空の見つけかた