- ホーム
- > 和書
- > 文芸
- > エッセイ
- > エッセイ アンソロジー
出版社内容情報
人生後半を迎えたとき、振り返れば、自分を支えていた言葉がある。様々な事が起ころうと、ぶれない生き方をした人の心を支えた言葉集。
内容説明
人生の達人が自筆に託して贈る、心豊かに生きる43のヒント。一生携えておきたい「ことばの御守」。
目次
1 人生を彩る(創める(日野原重明)
人生の半分はことば言葉(山田太一) ほか)
2 明日へつなぐ(好き(谷川俊太郎)
積善余慶(市川團十郎) ほか)
3 生きるよろこび(「俺我」「俺我」の我を捨てて「おかげ」「おかげ」の下で暮らせ(綾小路きみまろ)
道を楽しむ(湯川れい子) ほか)
4 自分らしく(楽天(佐藤愛子)
今日は、私の残りの人生の最初の日(桐島洋子) ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
明るい表通りで🎶
30
人生の先輩方が、述べられた宝のような言葉集。「何とかなるべさ」…厳しい現実に負けないで、心をやわらかく保つ処世術みたいな言葉。絵本には、人間が育つうえで大事な感情、喜びや悲しみ、驚きなどが、素晴らしい言葉や絵でイマジネーション豊かに描かれています。…絵や短い言葉に込められた大事な意味を、子どもは知らず知らずに魂に刻んでいくものです。…絵本を読めば、人生後半になってからも、人間にとって大事なものを発見できると思います。…人生後半こそ少年時代に描いた夢を日常のなかに生かすこと。柳田邦男。2024/09/02
明るい表通りで🎶
29
人生なんて夢だけど、やなせたかし。なにわのことも夢のまた夢、太閤秀吉。2024/09/02
ぼりちゃん(旧 aiaimo`olelo)
21
「いい言葉」「人生」をテーマに『PHPほんとうの時代 特別増刊号』に掲載された43人の寄稿を単行本化したもの。「言葉」そのものをテーマに取りあげるというよりは、「人生訓」について述べられているものを読む感じになった。一人ひとりの題字は本人の直筆によるもので、筆蹟も多種多様で眺めているだけで味わいを感じる。印象に残ったのは今森光彦「小さなものの中に神は宿る」、柳田邦男「はじまりの記憶」、柳澤桂子「神の前に 神とともに 神なしに生きる」。特に山田太一「人生の半分はことば 言葉」で著述されている(↓)2020/10/18
だるー
7
様々な先人達に背中を押してもらえた。みんな大体「今が全てではないので、焦らず、めげずに、今をしっかり生きろ。それから、好きなことをみつけて思い切り楽しんで!」ということを言ってる。人生の先輩方がいうと、説得力が半端ない!2017/10/03
ハメ・ドゥースト
3
☆☆☆p.77河合隼雄「ふたつよいこと、さてないものよ」p.97山本一力「明日は味方」明日は常に味方だと思えれば、どんな状況でも生きていける。p.135中村メイコ「赤ちゃんのようにやわらかい心でいつまでも」p.139神津善行「人は親よりもずっと長く、他人と暮らしていく。親にとって都合のいい子供に育てるのではなく、他人とうまくやっていけるだけの知識と思いやりを身につけさせる。それが親としての役目だ。」p.143鎌田實「がんばらない」けど「あきらめない」p.246桐島洋子「今日は、私の残りの人生の最初の日」2013/11/06