出版社内容情報
ユーゴ紛争下で実証された、どんなストレス、逆境にも決して折れない心をつくる「困難を乗り越える力」(SOC)をわかりやすく解説。
【著者紹介】
保健学博士
内容説明
「困難を乗り越える力」(SOC 首尾一貫感覚)とは、アントノフスキー博士によって提唱された新しい概念。ユダヤ人強制収容所において極限のストレス状況に置かれながらも、心身ともに健康な状態を維時できたごく一部の人たちの追跡調査研究から導きだされたという。本書では、家庭において、職場において、困難を乗り越える力を高める方法を具体的な事例をもとにわかりやすく解説。「わかる感」「できる感」「やるぞ感」の3つの感覚を磨くことで、困難を乗り越える力は飛躍的に高まる。
目次
第1章 困難を乗り越える力(SOC)とは何か(強制収容所を体験しても良好な健康状態を維持できた人がいる;早期発見・早期治療の限界;健康生成論の考え方;WHOの健康戦略「ヘルスプロモーション」;メンタルヘルス、死亡リスクとの関係;SOCをつくる三つの感覚;SOCを高める三つの良質な人生経験;SOCは傷害高めていくことができる)
第2章 SOCを高めるストレスマネジメント(わかる感を高める;できる感を高める;やるぞ感を高める;職場の悩み相談)
第3章 SOCを高めるコミュニケーション(人を元気にするコミュニケーションの取り方;職場でSOCを高める)
第4章 SOCを高める組織づくり(SOCをコミュニケーションで高めることの限界;産業保健専門職によるサービスとの違い;SOCを高める組織の共通点;二十代の新入社員を五年以内に辞めさせないために;三十~四十代のミドル社員に働きざかりになってもらうためにすべきこと;五十代以上のシニア社員の元気力を高めるためにすべきこと;具体例に見る 困難を乗り越える力(SOC)を高める取り組み
災害の救援救助・復旧時に求められるリーダーシップとは)
著者等紹介
蝦名玲子[エビナリョウコ]
健康社会学者・博士(保健学)。ヘルスコミュニケーションスペシャリスト。日本公衆衛生学会認定専門家。米国ミシガン州立大学卒業後、ミシガン州立大学大学院にて修士号(コミュニケーション学)、東京大学大学院医学系研究科にて博士号(保健学)を取得。財団法人日本訪問看護振興財団、大阪府立健康科学センター(現大阪がん循環器病予防センター)等を経て、2002年に保健医療福祉分野の研究教育会社グローバルヘルスコミュニケーションズを設立し、代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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