出版社内容情報
クトゥルフ神話の始祖、ラヴクラフト作品を漫画化していくシリーズ。宇宙からの侵略者「ミ=ゴ」の物語!
内容説明
ニューイングランドの川で、カニのようなハサミをもった異形の死体が見つかった。民俗学者ウィルマースは、頻発する異常現象に関する数々の記録をとっているという老紳子エイクリイの屋敷を訪れる。そこで聞かされたのは、宇宙に棲息する未知の生命体についての話だった。彼らは人間の脳髄を肉体から取り出し、宇宙へ連れていくのだという。その夜、ウィルマースが寝室としてあてがわれた二階に上がると、階下から人のものとは思えない話し声が…。
著者等紹介
ラヴクラフト,ハワード・フィリップス[ラヴクラフト,ハワードフィリップス]
1890‐1937。米国の怪奇小説作家。幼少期から大の読書家で、愛読していた先達たちの作品から多くのヒントやインスピレーションを得て、独自の神話世界を造りあげた。やがて、その世界を共有したいと願う同輩・後輩作家たちの参入によって稀有なる発展を遂げ、「クトゥルフ神話」もしくは「クトゥルー神話」と呼ばれるようになる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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流之助
9
かなり深くクトゥルフの世界に入った感じ。巻末の掌篇2作も楽しめた。2020/05/10
sputnik|jiu
1
あいかわらずすごい絵柄である。作品としてのクオリティというか、恐怖の伝わり方という意味では、当然原作の方が圧倒的に怖いんだけれど、ビジュアライズされることによる怖さというのも確かにある。ミ=ゴ、意外とでかい。こういう人間よりちょっと大きいぐらいのサイズって絶妙に怖い。小さいバルタン星人とか、幼体のデストロイアーとか、エイリアンとか・・・。2012/05/27
うぃ
0
1.0 コミックとしてレベルが低いのはまあ我慢する。ここまでの巻でそうと判ってて買っているのふだから。解説載せるのもまあいいとは思うけど、水増し的な小説を載せるのは如何なものか。2012/11/02
ちゅるふ
0
解説と短編小説で何とか元は取ったかもしれない。まぁ、絵柄にもなんとなく慣れたけどね。2012/05/22