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出版社内容情報
自給率4割、食料の3割近くを捨てる国、日本。そのあまった食べ物と家畜のウンコが、化学肥料が枯渇する未来の日本を救う。
【著者紹介】
農業コンサルタント
内容説明
国全体で6割の食料と大量の肥料を輸入し、その後食料の3割近くを廃棄する国、日本。一方でほとんどを海外に依存している化学肥料は、入手困難が予想されているものもあり、国際関係にも大きく左右される。膨大な無駄と深刻な危機を乗り越えられるのは、生ゴミや家畜糞をきちんと発酵させ、有機質肥料として活用する社会だ。「有機農業」の危険性にも注意を払いつつ、自ら循環型農業に取り組む農業コンサルタントが語る。
目次
第1章 化学肥料・農薬の本当の問題(化学肥料による土の「作り方」;なぜ有機質肥料ではなく化学肥料が選ばれるのか ほか)
第2章 なぜ野菜は美味しくなくなったのか―発酵の話(牛糞と豚糞と鶏糞の違い;牛糞、鶏糞を活用する ほか)
第3章 有機質肥料で土を作り、野菜を育てる(物理特性を上げる;塩基置換容量―肥料の器の大きさ ほか)
第4章 循環型社会を目指して(窒素、リン酸、カリウムで溢れかえっている国日本;循環ネットワークの構築―メリットがないと人は動かない ほか)
著者等紹介
山田浩太[ヤマダコウタ]
アルファイノベーション株式会社代表。農業関連事業のコンサルティング、農産物生産、農業技術・農業経営研究を行う。成蹊大学工学部卒業。京セラ株式会社での勤務の後、2001年、株式会社船井総合研究所入社。02年から農業・食品リサイクル分野のコンサルティングに専門特化。06年、筑波大学附属駒場中・高等学校の特別講師となる。09年、鯉淵学園農業栄養専門学校の客員講師となる。11年、株式会社船井総合研究所退社。12年、アルファイノベーション株式会社を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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