出版社内容情報
観世流の宗家による相伝の書の抄訳本。「初心忘るべからず」「秘すれば花」など、いまでも使われる言葉のほんとうの意味とは。
【著者紹介】
二十六世観世宗家
目次
1 芸道が目指すもの
2 道のため、家のため
3 勝つための秘策
4 一座の棟梁として
5 いかに成長するか
6 心の世界に
7 初心を見続ける
8 花は観客の心にこそ
著者等紹介
観世清和[カンゼキヨカズ]
1959年、東京生まれ。流祖・観阿弥清次、二世・世阿弥元清、三世・音阿弥元重から約700年の伝統を誇る二十六世観世宗家。二十五世・観世左近の長男。4歳のとき『鞍馬天狗』の花見で初舞台、10歳で初シテをつとめ、1990年に父・左近の急逝にともない31歳で家元を継承。日本国内だけでなく、フランス・インド・中国・アメリカなど海外公演にも力を注ぐ。1995年度芸術選奨文部大臣新人賞、2012年度芸術選奨文部科学大臣賞、2013年、第33回伝統文化ポーラ大賞を受賞。1999年、フランス芸術文化勲章シュバリエ受章、2013年、ソムリエ・ドヌール就任。重要無形文化財総合指定保持者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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