ＰＨＰビジネス新書 決算書は「直感」で９割読める―とことん手軽な会計入門

梅田 泰宏【著】

ＰＨＰ研究所（2012/06発売）

• サイズ 新書判／ページ数 219p／高さ 18cm
• 商品コード 9784569803272
• NDC分類 336.92
• Cコード C1234

出版社内容情報

「決算書って、ここだけ見ればよかったのか！」と目からウロコ。ベテラン公認会計士が一瞬で要点だけをつかむ独自の読み方を明かす。

【著者紹介】
公認会計士

内容説明

何度勉強してもなかなか身につかない決算書の読み方。だが、一度肩の力を抜いて「直感」で読んでみると、本質だけが浮かび上がり、かえって内容が頭に飛び込んでくる！そんな新しい決算書の読み方を提唱するのが本書。「目立つところをまず読む」「目的から読む」「儲ける力から読む」といったスピーディーかつわかりやすい理解法を明かす。

目次

決算書は“直感”でつかめば、わかりやすい！
第１章　「４つの決算書」を、まずは大まかにつかむ！
第２章　「目的」を明確にすれば、決算書はほぼ読める
第３章　「儲ける力」を直感的に見抜くには？
第４章　「ビジネスのしくみ」をイメージ化して理解する
第５章　新しい会計のルールも、「直感的に理解できる」方向へ

著者等紹介

梅田泰宏［ウメダヤスヒロ］
１９５４年、東京生まれ。公認会計士、税理士。中央大学卒業後、監査法人中央会計事務所（現・みすず監査法人）入社。１９８３年、梅田公認会計士事務所を設立。企業における幅広いコンサルティング活動を精力的に行なう。約２５０社の中堅・中小企業並びに外資系現地法人に対し、財務指導から税務業務まで幅広いサポートを続けている。また、アーリーステージにある企業に対して資金調達・資本政策の指導を行ない、公開準備までの指導にも力を入れている。２００４年、企業に対するサービスをよりスピーディーに行うため社会保険労務士、司法書士との合同事務所「キャッスルロック・パートナーズ」を設立。さらに２００６年、税務部門を税理士法人として新たなスタートを切った（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[uD]

「細かく見すぎるとかえって見えなくなる」会計の専門家じゃないんだから気楽に行こうよスタンスから、本書で言うところの「直感」とは「感覚」のことではなく、「一部分」を意味すると解釈したほうが妥当であるように思う。すると、書籍名は『決算書は「一部分」で9割読める』となる。このほうがやはりしっくりくる。 要するに、読むべき部分とその数値の意味するところをざっくり知ってさえいれば、細かいことはわからなくても決算書を9割読めたのと同義であるということ。そして読むべきポイントを教えてくれる。連結財務諸表は現時点では謎…

2019/04/19

[みやこ]

案外当たりをつけるって感覚が大事なのかも

2020/09/20

[ひー]

わかりやすくスラッと読めた。頭の整理にちょうどよかった

2020/08/03

[TTC武内]

27年7月

2015/07/01

[Naota_t]

在庫がかさむと… ①倉庫代、保険料、電気代他、人件費が増加し、利益が減る。 ②陳腐化が進む資産が増え、評価損、減耗費が増加し、利益が減る。 ③バランスさせるための負債が増え、自己資本比率が悪化。資本のマイナスで補っても、当座比率、棚卸資産回転期間の悪化につながる。 決算書作成の時に、在庫に神経をとがらすのはこういった理由があるのだ。 まぁ主には②で、評価方法次第で利益が上下するから、監査もここには力が入る。 全体的に見て、書き方は平易ですが、経理をちょっとかじった人向けといったところです。

2014/04/03