PHP新書<br> なぜ韓国企業は世界で勝てるのか―新興国ビジネス最前線

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PHP新書
なぜ韓国企業は世界で勝てるのか―新興国ビジネス最前線

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  • サイズ 新書判/ページ数 292p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784569802145
  • NDC分類 335.221
  • Cコード C0230

出版社内容情報

グローバル企業となった韓国四大財閥の強さの秘密を徹底的に分析する。日本企業がアジア・新興国へ進出する際のヒントが満載の書。

【著者紹介】
多摩大学教授

内容説明

ここ一〇年足らずの韓国企業の躍進は、かつて日本企業が世界に進出した時とは異なる特徴をもっている。技術力も資金調達力も日本に及ばない韓国の武器は何なのか。世界有数のグローバル企業となった韓国四大財閥(サムスン、ヒュンダイ自動車、SK、LG)の強さの秘密を徹底的に分析。韓国企業の強みと弱み、グローバル戦略と新興国ビジネスモデルの特徴など、豊富な具体例で明らかにする。韓国企業には学べる点と学べない点がある。日本企業に欠けた情報や視点を提供することで、日本経済の再興に資する。

目次

プロローグ マーケティング重視の韓国企業とモノ作り重視の日本企業
第1章 サムスン財閥
第2章 ヒュンダイ自動車財閥
第3章 SK財閥
第4章 LG財閥
第5章 韓国財閥の影
第6章 韓国の視点を生かしたグローバルビジネス
エピローグ 日本再生の鍵を握るアジア・グローバル人材

著者等紹介

金美徳[キムミドク]
1962年兵庫県生まれ。早稲田大学大学院国際経営学修士・国際関係学博士課程修了。三井物産戦略研究所を経て、多摩大学経営情報学部教授、同大学院経営情報学研究科教授。専門は韓国企業、北朝鮮経済、アジア経済(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

4
韓国企業が市場において力を持っているということは,厳然たる事実である.そして,強みを持っているということは,それなりの理由があるということである.その強みの理由を調べることは,日本企業にとって必ず必要なことであろう.2012/04/20

Shuhei Amaya

3
サムスン、現代、SK、LG。韓国4大財閥で、韓国のGDPの50%以上を占めるという。各財閥の概要を解説しながら、韓国企業の特徴が書かれている。確かに官民一体となっての施策は力強い。東南アジアから極東にかけての「環日本海経済圏」重視の政策はとても頷ける。オーナー企業の、あるいは韓国人気質なのか、思い切りの良さはスピード経営に直結する。しかし、しかしなぁという気もする。オーナー経営だからこその不透明さが、韓国の権利者に特に多く見られるというのは、私も同感だし、韓国の人口の少なさに起因する、中小企業の少なさ、層2012/05/16

yuichi570

1
韓国企業のマーケティング、韓国四代財閥など韓国企業から学べる点、参考にする点など。アジア・グローバル人材、地政学的知などフラットな視点の必要性。豊富な具体例での説明があり、韓国企業の強み、弱みを理解する事ができた。日本企業に欠落した視点に気づく事ができた。2015/04/19

シバ

1
韓国企業が成長し、日本企業が様々な市場のシェアを奪われているのは事実。韓国だからといってすぐに批判などをするのではなく、成長の理由を探し、学べることは学ぶべき。2012/04/03

DAIGOROU

1
サムスン、ヒュンダイ、SK、LG… 今や世界で大きな成果を挙げている韓国企業の強さとは何か。 創業から現在の動向を、韓国政府の取り組みを踏まえながら書かれています。 漢字と数字の多さに苦戦しましたが、なんとか読破致しました。 グローバルに展開された人材育成やマーケティングなどが分かり、「韓国の今」が明らかとなるでしょう。

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