出版社内容情報
経営危機に瀕した青年実業家が、ふとしたことから客家の老人と出会い、その18の金言に基づく教えで成功を手中にしてゆく物語。
【著者紹介】
投資会社経営
内容説明
幸運は誰にでも平等に訪れる!「成功者への第一歩」を踏み出すための、勇気を与え、あなたの人生を変える本。
目次
運は親切にした相手の背中から来る
許すことを知れば運命は変えられる
退却は重要な才能なり
何を始めるかに最も時間を費やすべし
ビジネスには大義名分が必要なり
準備していなかったチャンスはリスク
小さな約束こそが重要なり
家族を蔑ろにする者は成功せず
お金に使われず、お金を働かせるべし
五〇人の仲間が成功の核心となる〔ほか〕
著者等紹介
甘粕正[アマカスタダシ]
静岡県に生まれる。同志社大学卒業後、外資系金融機関に就職し、先端金融商品関連で活躍。その際に稼いだ資金を元手に飲食店経営など実業に進出。その事業が困難な局面に達したとき、不思議な縁で客家の老人と出会い、ビジネスの極意を伝授される。現在は、自らの投資会社を経営する傍ら、多数の企業の取締役、顧問などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kentaro
29
出会いとは決して偶然ではなく、頑張っている人間を必ず誰かが見ている。他人に親切にしても、その人から何か返ってくることはまずない。しかし、その人の友人やそれを見ている人間が必ずいて、その人間から運を与えられる。一〇〇%確実などということはありえないが、リスクだと思っていることの大半はリスクではない。そして、金儲けとはリスクをコントロールすること。他人と自分に見えるリスクは違うので、そこにチャンスがある。細かい約束をきちんと守ること。小さな約束を相手の立場に立って誠実に守るかどうかで、その人の信頼性が決まる。2019/10/22
しみー
5
ストーリー形式ですごく面白かった。客家の教えは勉強になるものばかりだった。2023/02/22
Yomeko
2
ビジネス・人生で成功するための金言。ストーリー形式なので、(少しつながりすぎている気もするが)ただ金言を並べるだけよりも、読みやすい。2017/08/07
ttt
0
3.52017/09/27
ゆっち
0
著者が客家大富豪に出会い、彼から学ぶ「18の教え」を通じて、与えられたビジネスチャンスをモノにしていくという小説タッチな一冊。「東洋のユダヤ人」と呼ばれる客家は、シンガポールのリー・クアンユー、タイガーバームの胡文虎、孫文、鄧小平を輩出し、アジアの財界、政界で圧倒的な影響力を持つ。血族を重んじる点、教育に絶対の価値を置く点などユダヤ人との共通点が多いと気付いたが、マジョリティーから虐げられ、移住を繰り返し、自由に職業選択ができなかった背景を持つ民族は、自ずとそうなるのかもね。2012/08/17