出版社内容情報
自然災害、放射能汚染、遺伝子操作……。「未知なるもの」といかに向き合うか。ベストセラー『生命の暗号』の著者による集大成の書。
【著者紹介】
筑波大名誉教授、国際科学振興財団バイオ研究所所長
内容説明
大震災、原発事故を前に、なぜ科学者は立ち尽くしたのか?遺伝子工学の世界的権威が説く、新時代への提言。
目次
第1章 なぜ科学者は原発事故を防げなかったのか
第2章 科学者が「いま求められているもの」
第3章 真の科学者の資質とは
第4章 私のスイッチをONにしてくれた偉大なる先達
第5章 科学者よ、「スピリチュアリティ」から目を逸らすな
第6章 大震災でONになった日本人の「利他的遺伝子」
第7章 最先端科学には「つつしみの心」が必要である
著者等紹介
村上和雄[ムラカミカズオ]
筑波大学名誉教授。1936年生まれ。63年、京都大学大学院農学研究科農芸化学専攻、博士課程修了。同年、米国オレゴン医科大学研究員。76年、バンダビルト大学医学部助教授。78年、筑波大学応用生物化学系教授となり、遺伝子の研究に取り組む。83年、高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子の解読に成功、世界的な業績として注目を集める。96年、日本学士院賞受賞。2011年、「瑞宝中綬章」を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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