出版社内容情報
神武東征にはヤマト建国の秘密が隠されていた! 吉備、出雲、東海・近江によるヤマト建国の真実と邪馬台国の謎がいま、説き明かされる。
【著者紹介】
歴史作家
内容説明
神武天皇・饒速日命・長髄彦。この三人の不可解な行動に、ヤマト建国の謎が隠されている。神話、文献、考古学を駆使し、日本誕生の真相を解き明かす!纏向遺跡をめぐる邪馬台国論争に、終止符を打つ衝撃の論考。
目次
第1章 ナガスネヒコとニギハヤヒ
第2章 纏向遺跡と吉備の謎
第3章 長髄彦と日本武尊
第4章 邪馬台国と狗奴国
著者等紹介
関裕二[セキユウジ]
1959年、千葉県柏市生まれ。歴史作家。仏教美術に魅せられて足しげく奈良に通い、古代史研究の道に進む。文献史学・考古学・民俗学など、学問の枠にとらわれない広い視野から日本古代史、そして日本史全般にわたる研究・執筆活動に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ken
1
古代における尾張勢力の存在感を描いてくれました。 2011/12/29
Kamabonz
0
長髄彦の長髄と、ヤマトタケルの白鳥が象徴的に同じだと言う観点だけで、同一人物としてしまったり、応神天皇が九州から来たとか、解るんだけど年表とかにしてくれないと、評価できないと思います。 もちろん、私は学者ではないので、論理的に突っ込むことはできませんが、年代的なものが解るように説明してくれると、もっと共感を呼ぶと思いました。 ただ、北部九州、出雲、吉備、尾張(近江)等の勢力が、ダイナミックで勢力争いをしていたという点については、大変勉強になりました。2012/08/21