出版社内容情報
朝廷と貴族が混迷を深めた平安末期に、初めて「武家政権」を打ち立てた平清盛。その秘められた若年期など、時代の革新者の生涯を追う!
【著者紹介】
歴史研究家
内容説明
皇位継承をめぐる天皇側と上皇側の争いなど、朝廷や貴族の対立が混迷を深めた平安末期に、史上初の「武家政権」を打ち立てた平清盛―。だが、そんな時代の革新者である清盛も「生母が不明」など、前半生を中心に謎に包まれている。そもそも“平家の天下取り”は、清盛一代だけで成就できたことなのか?そして平氏政権がもろくも滅亡した理由とは?本書では、「白河上皇の忠臣だった祖父・正盛」「院政と結びついた異例の栄達」「治承三年のクーデター」など、清盛の波乱の生涯に秘められた真実が明らかとなる。
目次
第1章 清盛の出自と、平家の後継者への道(謎に包まれた「清盛出生」の諸説;時代の先駆者―祖父・正盛と父・忠盛 ほか)
第2章 「武者の世」へ変革を志向し続けた清盛(「院政」と結びついた異例の栄達;清盛の決戦(1)―保元の乱 ほか)
第3章 為政者・清盛の日常生活と先見性(人間味溢れる日常生活と素顔;為政者として気配り上手だった清盛 ほか)
第4章 清盛の家族と平氏一門の謎(清盛の盛室・平時子とその一族;戦乱に運命を委ねた清盛の弟と息子 ほか)
第5章 清盛の最期―平氏政権の誕生と滅亡(清盛の決戦(3)―治承三年のクーデター
清盛の最晩年と最期(上)―晩節を汚した清盛 ほか)
著者等紹介
川口素生[カワグチスナオ]
歴史研究家(専攻は戦国・江戸時代)。1961年岡山県生まれ。岡山商科大学、法政大学文学部史学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のら
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